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大井町にビストロ「チャ」 クラフトお茶割りとフレンチベースの料理を提供

共同店主の小野寺健太さん(左)と崎山高継さん

共同店主の小野寺健太さん(左)と崎山高継さん

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 立ち飲みビストロ「CHA(チャ)」(品川区大井4、TEL050-5475-2656)が12月22日、大井町駅南西エリアの三ツ又交差点近くにオープンした。運営はSOKS(ソックス、同)。

お茶の漬け込み酒

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 事務所物件を改装して使う。同店のコンセプト「社交場」の雰囲気を出すため、スタンディング席をメインに設計。改装工事は、共同店主の小野寺健太さん、崎山高継さん、曽雌定之さんの3人だけで行ったという。店舗面積は5坪。スタンディングで約20人を収容し、テーブル席も2席用意する。

 小野寺さんと崎山さんは、それぞれ飲食店での調理やレストランの立ち上げ経験を持つ。同じグループ会社での仕事をきっかけに意気投合し、独立出店を果たした。崎山さんは「大井町は生まれ育った街。さまざまな場所での経験を生かし、地元で一旗揚げたいと思った」と話す。

 料理は、フレンチベースのメニューを中心に、日替わりで用意する。小野寺さんは「堅苦しくなく、気軽に楽しめる居酒屋メニューの雰囲気を取り入れた」と話す。

 フードメニューは、「鶏白レバーのコンフィ」(880円)、「自家製リコッタチーズと金柑(きんかん) 蕪(かぶ)のピクルス」(660円)、「ブリの照焼きを乗せた!! ポテサラ」(770円)、「サーモンのレアカツ トリュフ香るタルタル」(990円)、「パクチーベーゼソースのフライドポテト」(660円)、「広島県産牡蠣(かき)を使った牡蠣麺」(1,100円)、「クルミと生粒胡椒(こしょう)のアイス」(550円)など。

 ドリンクメニューは、お茶の漬け込み酒を割った「クラフトお茶割り」を中心に提供する。「焼酎×ジャスミン」「ウォッカ×紅茶」「ラム×ウーロン茶」「梅酒×バジル」「焼酎×コーン茶」「焼酎×緑茶」「ウイスキー×ほうじ茶」「ブランデー×キャラメル」「ウォッカ×エルダーベリー」「コアントロー×フルーツ」(以上528円)などをそろえる。「ビストロではワインを飲むべき、という固定観念を崩すため、お茶割りをメインにした。不思議な組み合わせだと思われるが、コンビニでお茶とパスタを買う人は多いはず。お茶割りもフレンチ系のメニューにマッチするので、試してみてほしい」と小野寺さん。そのほか、日本酒、ナチュラルワイン、クラフトビールなども用意する。

 「味や接客は最高のクオリティーを提供するが、ラフに日常使いできる雰囲気をつくっていく」と小野寺さん。「場所が三ツ又交差点なので、多くの人が交差する店になればうれしい。地域に根差した店に育てていければ」とほほ笑む。

 営業時間は18時~23時30分。

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