「旬八青果店 大崎広小路駅前店」(品川区西五反田1、TEL 03-6303-9678)が3月15日、五反田駅-大崎広小路駅間の東急池上線高架下にオープンした。経営はアグリゲート(東品川2)。
「旬八」は、品川区と港区で青果店や弁当店7店舗を展開している。大崎広小路エリアでは2018(平成30)年、東急池上線高架下の自転車ショップ「STYLE-B」内に間借り営業を開始。契約のため2022年11月末で閉店し、2023年1月にTOCビル(西五反田7)へ移転。同ビル閉館に伴い、同高架下の物件に再出店した。店舗面積は約54坪。
移転・再出店の経緯について、同社広報担当者の佐藤麻美さんは「大崎広小路で営業していた際は、住民や会社員など本当に多くの方々にご利用いただいた。私たちが提供したいサービスとお客さまからのニーズがうまく合致していると感じていたので、またこのエリアに出店したいと考えていたところ、前回の物件の隣が条件に合った」と話す。
青果は50種類以上をそろえる。ダイコン(1本=194円)、新ジャガイモ(1袋=213円)、キャベツ(2分の1カット=140円)、トマト(1パック=378円)、スウィーティオパイナップル(429円)、愛媛県オリジナルのかんきつ新品種「愛媛果試第48号」(321円)など。
このほか、「豚肉バラカルビ用」(704円)、「華味鳥チキンナゲット」(572円)、「Oisixコラボ しっとり鮭ほぐし」(486円)、「青・赤ゆずこしょう」(194円)、「潮風と雪解け水が育てた牛乳」(321円)など、肉、魚、加工品、調味料なども販売する。佐藤さんによると、店舗面積が広くなったことで、これまでの店舗よりも豆腐や乳製品など日配品の品ぞろえが拡充できたという。
平日のランチタイムには弁当を販売する。ラインアップは、「鶏の塩麹焼き」(700円)や、「チキン南蛮」、「豚生姜焼き丼」、「鶏そぼろ坦々風丼」(以上640円)、おにぎり(172円)など。
佐藤さんは「スタッフが商品のポップを手書きするなど、お客さんとのコミュニケーションを大事にしている。目的を持って買い物に来ていただくのはもちろん、『ちょっと気になるからこれを買ってみようかな』と、新しい発見や出合いの場所になれば」と笑顔を見せる。
営業時間は10時30分~19時。