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大崎にカフェ「ハニカムコーヒー」 来店客を交えた試食会でメニュー開発も

「HONEYCOMB COFFEE」社長の田尾秀一さん(中央)と同店スタッフ

「HONEYCOMB COFFEE」社長の田尾秀一さん(中央)と同店スタッフ

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 カフェ「HONEYCOMB COFFEE(ハニカムコーヒー)」(品川区大崎3)が3月9日、大崎駅西口エリアの峰原通り沿いにオープンした。運営は飲食店事業などを手がけるesp(エスプ、目黒区)。

「HONEYCOMB COFFEE」が入るビル

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 店舗面積は約40坪。席数は、カウンター席、テーブル席、ベンチ席など合わせて約40席。一部の席はペット同伴可。店内は電源とWi-Fiが利用可能。

 ハニカム(Honey Comb)は英語で「蜂の巣」を意味する。同社社長の田尾秀一さんは「六角形の蜂の巣をレーダーチャートに見立て、味のクオリティーやくつろぎやすさなど、全項目の平均値が高い店にすることを目指している」と話す。

 田尾さんはウェブメディア運営やマーケティング支援の関連会社で役員を務め、退職後はミールキットの宅配サービスで独立創業。仕事以外でカフェの運営に携わった経験から、理想のカフェを作りたいと考えるようになったという。

 田尾さんは「戸越銀座商店街で事務所を構えていた時期があり、土地勘があった。駅から遠い住宅街にあっても、来店したくなるようなメニューを作ってSNSで認知してもらえたら、この場所でも経営が成り立ちそうだと考えた」と話す。「広くてゆっくりできて、地元の人が気兼ねなく使える店にしたい」とも。

 コーヒーは、ハチミツを入れた「ハニカムラテ」(680円)ほか、アメリカーノ(500円)、エスプレッソ(450円)、カフェラテ(600円)、カフェモカ、ホワイトモカ、キャラメルラテ、バニララテ(以上650円)などを用意する。

 ティーは、ハチミツのティーパックを使った「ハニカムティーラテ」ほか、抹茶ティーラテ、ほうじ茶ティーラテ(以上650円)、チャイティーラテ、オーガニックティーラテ(以上630円)、オーガニックティー(530円)などを用意する。

 ドリンクのサイズアップ(1.5倍=150円)、エスプレッソ追加(120円)などのオプションも。コーヒー豆(100グラム=900円、200グラム=1,800円)も販売し、豆200グラムの購入でアメリカーノを1杯サービスする。

 焼き菓子は、日替わりで10~15種類をそろえる。「チョコレートチャンククッキー」「ピーナッツバタークッキー」(以上360円)、「クリームチーズスコーン」(420円)、「抹茶&あずきスコーン」(450円)、「オレオ&マシュマロマフィン」「ストロベリー&カスタードマフィン」(以上480円)、「珈琲(コーヒー)屋のカスタードプリン」「キャロットケーキ」(以上600円)などを用意する。テイクアウト、デリバリー可。

 「今後は、ランチや小腹が空いたときに食べられるメニューを提供したい。スイーツに加え、ホットサンドやドリアなどの温かいメニューを増やす予定」と田尾さん。「プリンは試食会に参加したお客さんと食べ比べて決めた自慢の商品。今後は地域のお客さんを巻き込んでメニューを企画し、一緒に六角形を大きくしていきたい」とほほ笑む。

 営業時間は10時~18時。水曜定休。

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