「第10回 ムサコたけのこ祭り」」が4月14日、武蔵小山駅前広場ロータリーとパークシティ武蔵小山ザ モール広場で開催される。主催は武蔵小山商店街連合会。
イベント会場で販売する千葉県大多喜町産のタケノコ(写真提供=武蔵小山商店街連合会)
武蔵小山駅のある荏原地区は、江戸時代からタケノコの産地として知られることから、タケノコによる町おこしを企画した。同イベントは2012(平成24)年に始まり、コロナ禍での中止を経て今年で10回目を迎える。
イベント当日は、タケノコの産地である千葉県夷隅郡大多喜町から借りた直径2メートル、深さ約1メートルの巨大鍋(通称=忠勝鍋)を駅前ロータリーに設置。タケノコ300キロを使ったタケノコ汁を先着3000人に無料で振る舞う。武蔵小山出身で日本料理店「賛否両論」(渋谷区)のシェフ・笠原将弘さんが調理を担当する。
会場では、20軒の屋台が並ぶ「ムサコマルシェ」を開催。大多喜町のタケノコや「賛否両論」の弁当、地元飲食店のフードメニューなどを販売する。このほか、荏原平塚学園の学生による吹奏楽演奏、「地元おやじバンド Gotapapa」による演奏、ゆるキャラグリーティング(12時30分~、14時~)を行う。
同連合会会長の三上博志さんは「4年ぶりだった昨年はおっかなびっくりという感じで開催したが、多くの方に来場いただき、地域の皆さんが楽しみに待ってくれているイベントに成長したのを実感した。主催者一同なんとか10回まではやりたいと思ってきたので、開催できることがとてもうれしい」と話す。
開催時間は11時~15時。タケノコ汁振る舞いは12時30分からを予定する。