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品川駅港南口にシェアオフィス「ワウ」 ブランド初のドロップイン型を採用

ヒトカラメディアの竹林孝文さん(左)と日鉄興和不動産の佐藤尚子さん

ヒトカラメディアの竹林孝文さん(左)と日鉄興和不動産の佐藤尚子さん

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 シェアオフィス「WAW(ワウ)品川インターシティフロント」(港区港南2)が4月1日、品川駅港南口近くにオープンした。経営は日鉄興和不動産(港区)、企画・運営はオフィス移転支援や不動産開発を手がけるヒトカラメディア(世田谷区)。

1人用個室

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 「WAW(ワウ)」は日鉄興和不動産が都内に展開する会員制シェアオフィスで、「品川インターシティフロント」は5施設目。店舗面積は約69坪。ブランド名は「WORK AND WONDER」の略で、「ワクワクする気持ち、ワクワクする空間」「WA(和、輪)=ゼロからのつながり・広がりを築ける場所」をコンセプトに掲げる。

 開業の経緯について、ヒトカラメディアデベロップデザイングループ オフィスマネジメント事業部長の竹林孝文さんは「品川エリアには一時的に少人数のウェブ会議や商談を行えるような場所が少ない。移動前後などの隙間時間をより活用したいというニーズに応えるため、当ブランドで初めてドロップイン型の業態を採用した」と話す。

 オフィス内に備えるのは、1人用個室=10室、6人用会議室=1室、8人用会議室=3室、18人用レンタルルーム=1室、有線・無線LAN、カフェコーナー、複合コピー機。個室の面積は窓なし=0.9坪、窓付き=1坪で、天井高を約3メートル確保することで圧迫感が少なくゆったり過ごせるような設計にしたという。さまざまな分野の企業連合が国産木材の流通・利活用を促進する事業「キイノクス プロジェクト」に賛同し、8人用会議室の床やテーブル、イスの肘置きには国産木材を使う。レンタルルームは机のレイアウト変更が可能で、プロジェクターや大型スクリーン、ホワイトボード、ウェブカメラ・マイクを備える。

 15分当たりの利用料金は、1人用個室=330円。1時間当たりでは、6人用会議室=3,300円、8人用会議室=4,400円、レンタルルーム=5,500円。会議室・レンタルルームの予約は1時間以上の利用から受け付ける。予約サイトによって料金が異なる。

 「レンタルルームの利用は個人主催の習い事教室や商品発表会など、会議以外も歓迎」と竹林さん。日鉄興和不動産賃貸事業本部リーシング推進部事業創造グループ統括マネジャーの佐藤尚子さんは「品川を拠点にする法人や個人は非常に多い。企業だけでなく、フリーランスや学生にも気軽に当施設を使ってもらえれば」と話す。

 営業時間は8時~21時30分。

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