「イオンリカー 大崎ブライトコア店」(品川区北品川5、TEL 03-6456-3250)が3月29日、大崎ブライトコア1階にオープンした。運営は、イオングループ子会社のイオンリカー(千葉県)。
イオンリカーは「新しい食のライフスタイルを提供する専門店」をモットーに掲げる、イオングループのリカー専門店。イオン系列のスーパーマーケット内に併設する店舗と、独立店舗の2種類がある。同店は、同ブランド18番目の独立店舗で、店内にセルフバルを併設する。店舗面積は約70坪、セルフバルの席数は12席。
大崎エリアにオープンした理由について、店長兼ソムリエの吉田昇平さんは「五反田エリアにあるイオンリカー大崎広小路店の売れ行きを見て、この辺りはワイン好きのお客さまが多いと感じた。大崎エリアは住宅とオフィスがどちらも多く、再開発が進んでいる。幅広いお客さまに来ていただけると考え、出店した」と話す。
ワインはリーズナブルな価格から10万円以上の商品まで、約1000種類を用意。ウイスキーは海外産をメインに約200種類を並べ、一部の商品は110円から試飲できる。クラフトビールや日本酒、焼酎のほか、つまみや輸入菓子も販売する。「当店で売るワインの約半数は直輸入なので、リーズナブルな値段設定ができている」と吉田さん。「ウイスキーの一部有料試飲はイオンリカー初の試み。ボトルを購入する前にテイスティングができるので、安心してウイスキーを選んでもらえるはず」と説明する。
併設のセルフバルでは、ソムリエが選んだ7、8種類のワイン(1杯=330円~)や、たる生のクラフトビール(858円~)を提供する。「ワイン飲み比べ&おつまみセット」(ワイン2種類とおつまみ1個=660円、ワイン3種類とおつまみ2個=1,100円)や、「クラフトビール&選べるポテトチップス」(1,100円)、ワイン2杯とおつまみがついた16時~19時限定の「ハッピーアワーセット」(550円)などのセットメニューも用意する。
そのほか、「響12年」(15ミリリットル=3,300円、30ミリリットル=6,600円)、「山崎12年」(15ミリリットル=825円、30ミリリットル=1,650円)、「スプリングバンク21年」(15ミリリットル=4,400円、30ミリリットル=8,800円)などのウイスキーを提供する。
購入したボトルワインは1本につき550円、クラフトビールは1本につき110円のグラス代を支払えば、セルフバルエリアで飲める。「店の前には、ビル所有のテーブルと椅子もある。暖かい日だと、購入した酒を屋外のテーブルエリアで楽しむお客さまも多い」と吉田さん。
「近隣で働いている会社員の方がふらっとセルフバルに立ち寄ったり、休日はお子さま連れの方がお酒やお菓子を選んでいたりと、幅広い層に使ってもらっている」と吉田さん。「飲料メーカーとの試飲会や、ワインセミナーなどのイベントも定期的に開催する予定。この店で得た新しい発見を持ち帰り、家でもお酒を楽しんでもらえればうれしい」とほほ笑む。