中華料理店「●好(ニーハオ、●はにんべんに尓) 大井町店」(品川区東大井5、TEL 03-6433-2582)が4月24日、大井町駅近くにオープンした。経営はニーハオ食品(大田区)。
ニーハオは1983(昭和58)年、大田区蒲田で創業した中華チェーン。羽根付きギョーザ発祥の地といわれる蒲田で、「歓迎(ホアンヨン)」「金春」と並んで御三家と呼ばれている。蒲田を中心に複数店を展開し、大井町店は15店舗目。品川エリアでの出店は初。
飲食店跡を改装して利用する。店舗面積は約40坪。席数は80席。
同社会長の八木功さんは、出店の経緯について「駅近くのいい物件に空きがあり、大森店のコック長から新規出店の希望が挙がった」と話す。
八木さんが考案した同店の名物「羽根付き餃子(ギョーザ)」(5個=330円)は、水分が逃げないよう手作業で野菜を刻み、店内でブロック肉をひき肉にする。皮作りは水ではなくお湯を使うことで、もちもちとした食感に仕上がるという。
そのほか、「小籠包(ショーロンポー)」(680円)や「よだれ鶏」(900円)、「エビのマヨネーズ炒め」(1,380円)、「酢豚」(1,180円)、「ホイコーロー」(980円)、「豆苗炒め」(1,080円)、「四川風マーボー豆腐」(1,180円)、「スペアリブと白菜漬物煮込み」(1,580円)、「海鮮タン麺」(1,280円)などを提供する。約100種の料理と50種以上のドリンクを注文できる飲み食べ放題(4,800円)も用意する。
ドリンクメニューは、「プレミアム・モルツ」(605円)、「こだわり酒場のレモンサワー」(495円)、ウーロンハイ(462円)、紹興酒(グラス=528円~)、アンズやライチなどの果実酒(506円)などをそろえる。
八木さんは「今のところ、蒲田の店舗に通っていたお客さんの来店が多く、『大井町に店ができてうれしい』という声を頂いている。スタッフやお客さんから希望があれば、今後も店を増やしていきたい」と話す。
営業時間は11時~24時(ランチは17時まで)。