「ドッグバルBIBICHE(ビビッシュ)」(品川区西五反田4、TEL 03-5747-9333)が10月5日、不動前駅近くの首都高速中央環状線沿いにオープンした。運営はトリミングサロンの経営や犬向けおやつなどの販売を手がけるCROPRO(クロプロ、目黒区)。
同店は愛犬同伴で入れるバルで、2020年にオープンした「トリミングサロンBIBICHE」(目黒区)の別業態。「犬も飼い主も立ち寄りたくなるアットホームな店」をコンセプトに掲げる。来店客はもちろん同伴の犬向けにもカフェメニューを展開するほか、犬のフード・おやつなどを販売。季節に合わせた犬向けイベントも開く。店内には犬用フォトブースを設置する。店名のBIBICHEはフランス語で「かわいい子鹿」という意味で、両店主の飼い犬で元保護犬の「ビビ」が由来だという。
店舗はマンションの地下1階で、内装はトリミングサロンのテーマカラーであるブルーを中心に、木材などのテイストを取り入れた。店舗面積は約20坪。席数は、カウンター=5席、テーブル=22席。同店が準備するカフェマットを敷くと、犬も一緒に椅子に座れる。小型犬2匹まで同伴できる「愛犬ちゃんとカップルシート」を設けるほか、カーテンで仕切ると一部のテーブル席は4人または8人で使える半個室になる。座席は予約可。
犬連れで利用する場合は、ペットカートを持ち込める。同伴する犬の体重に制限はない。リードの装着のほか、店内の犬用トイレの利用が難しい場合は粗相を防ぐためのマナーベルトの着用を呼びかける。
ドッグカフェに勤務したことがあるという同店店長は「トリミングサロンを立ち上げる前から、ドッグバルの営業が夢だった。近所で物件を探していたところ、ペットと一緒に利用できるコワーキングスペースだったこの物件を見つけた」と振り返る。
カフェメニューは、「手作りモッツァレラとトマトのカプレーゼ」(990円)、「焼き白菜のシーザーサラダ」(880円)、「岩ダコとトマトの大葉ジェノベーゼ」(1,540円)、「牛サガリのロースト」(2,200円)など。
ドリンクメニューは、ジンジャーエール、レモネード(以上728円)などの自家製ドリンクのほか、ホットコーヒー(450円)、カフェラテ(550円)、ダージリン(ホット、550円)、グレープフルーツジュース、オレンジジュース(以上510円)などをそろえる。アルコールは、「キリン一番搾り」(680円)、「シャンディガフ」(700円)、レモンサワー(560円)のほか、麦焼酎(水割り、お湯割り、ウーロン割り、ロック、580円)などを用意する。
犬向けカフェメニューは、レバーパテ、「しゃけまんま」(以上660円)、「ささみほぐし」、ミネストローネ、「鮭(さけ)のクリーム煮」(以上550円)などのほか、季節に合わせたイベントメニュー(650円~)を用意する。通常メニューは冷凍品で、テイクアウト可。予約に応じ、愛犬をモチーフにした「うちの子お肉ケーキ」(7,300円)や「うちの子アンティークケーキ」(6,500円)などを提供する。
パーティープラン(2時間制、4人以上、5,500円~)も用意。10人以上で貸し切りに対応する。
同店長は「トリミングサロンに犬を預けている間、ドッグバルでリラックスしてもらえれば。犬を飼っていない人にも、ランチなどで気軽に立ち寄ってもらいたい。犬好きのシェフと共に来店をお待ちしている」と話す。
営業時間は11時~22時。月曜定休。