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大森に軽食店「ゴッドドッグ」 和風ホットドッグ販売、立ち飲み営業も

「goddog」の店長と、店主が飼っている柴犬の「タマ」

「goddog」の店長と、店主が飼っている柴犬の「タマ」

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 軽食店「goddog(ゴッドドッグ)」(品川区南大井6、TEL 03-6883-8503)が大森駅近くの水神公園前にオープンして2カ月がたった。

「goddog」店内

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 店主の神名康至さんは美容師として10年間、青山や表参道の店で経験を積み、30歳で独立。酒好きだったことから飲食店経営に憧れ、これまでフリーランスの美容師と掛け持ちで居酒屋のバイトをしていたという。

 神名さんは2017(平成29)年、父が営んでいた整体院跡を改装し、「神名美容室」を開業。父のガレージだった場所を西海岸風に改装し、軽食店を始めた。店舗面積は5坪で、約6人が立って飲食できる。犬連れ可。

 店名の「goddog」は、自分の名字と犬を飼っていることから名付けた。「すべての文字に丸の形が入っている。地域を丸くしたいという思いを込めた」と神名さん。

 オープンの経緯について、神名さんは「かつては高齢者の多い街だったが、最近はビジネスワーカーやファミリー層も増えてきた。水神公園を利用する人が手軽に食べられて、楽しめる物を販売したい」と話す。「『goddog』の店長は美容室に来ていたお客さんで、僕の考えに共感してくれた人。ウィズコロナの時代に新旧の住民が交流できるコミュニティーにしたい」とも。

 ホットドッグ(600円)は、大森の精肉店で購入した黒豚のフランクフルトを、大森のパン店で発注したコッペパンに挟んで提供する。ピクルスの代わりにガリと発酵キャベツを使った和風ホットドッグ「ゴッドドッグ」(700円)、「昭和のツナパン」(450円)なども用意する。トッピングは、辛みのあるソース「ホッチリ」(80円)、「ゴッドドッグ」向けのマスタード、ケチャップ(以上50円)、「ガリマシ」(無料)などを用意する。

 木曜・金曜17~20時は立ち飲み営業を行う。定食店「YOSHIZANE」(港区)で働く店員が出す総菜「本日の3種盛り」(1,000円)、各種単品小鉢(400円)、ナッツ(300円)、チーズ(400円)、ハムエッグ(550円)、ピーマンソーセージ(500円)を提供する。

 ドリンクメニューは「日替わりコーヒー」(520円)、「Verve Coffee Roasters」の3種の豆から選べる「ブレンドコーヒー(ホット・アイス)」(780円)、コールドブリュー(M=650円、L=780円)のほか、オレンジジュース、アップルジュース(以上、M=450円、L=600円)などを提供する。

 アルコール類は、「クラフトビールWCB静岡」(1,200円~)、「自家製国産レモンサワー」(650円)、「自家製梅酒サワーorロック」(750円)、「グラスワイン(白・赤)」(650円)を販売。立ち飲み時間帯には、日本酒の「秋鹿」、「長珍」(以上、1合=1,100円~)、「焼酎(芋・麦)」(ロック、炭酸割り、水割り=600円~)を用意する。

 「ホットドッグの味は、甘さ、辛さ、しょっぱさ、酸っぱさ、食感と水分のハーモニーを大事にした。大森の味を楽しんでほしい」と神名さん。「今後はそば屋や食堂など、別業態にも挑戦したい。明るく盛り上げるのが好きなので、将来的には鈴ヶ森刑場跡周辺を照らせるようなお店を作りたい」とも。

 営業時間は、平日=10時~16時、土曜・日曜・祝日=9時~18時。火曜定休。

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