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西五反田にお好み焼き居酒屋「ゆとり」 広島から専用生麺を取り寄せ

「お好み焼き ゆとり 五反田店」社長の大野友嗣さん(左)とスタッフ

「お好み焼き ゆとり 五反田店」社長の大野友嗣さん(左)とスタッフ

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 「お好み焼き ゆとり 五反田店」(品川区西五反田1)が2月26日、西五反田エリアにオープンした。運営は、Rootu(ルーツ、世田谷区)。

「お好み焼きゆとり 五反田店」外観。ビルの2階に出店する

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 同店は2023年に京王線千鳥烏山駅近くで開業した「お好み焼き 遊人里(ゆとり)」、2024年に同上北沢駅近くで開店した「お好み焼き ゆとり 上北沢店」(以上、世田谷区)に続く3号店。和食店「美巻(みかん)」跡を改装して利用する。店舗面積は12坪。席数は、テーブル=14席、カウンター=10席。5人用の個室1室も設ける。

 出店の経緯について、同社社長の大野友嗣さんは「3号店の出店を検討していたところ、知り合いの和食店が閉店することを知った。お好み焼き専用の鉄板を設置できる広さもあったので、この物件に決めた」と話す。

 広島風のお好み焼きを提供する。水と卵、小麦粉、牛乳を混ぜ合わせて作った生地に、国産の黒豆もやしや群馬県産の春夏キャベツ、磯野製麺(広島県)のお好み焼き専用生麺のほか、豚肉、卵を重ねる。「磯野製麺は、お好み焼き専用生麺のみを作っている製麺会社。鉄板で焼くことでお好み焼きと相性の良い食感に仕上がる」と大野さん。長さ2.1メートル、厚さ2.5センチの鉄板を使い、220℃で約20分かけて焼き上げる。

 お好み焼きは、「肉玉そば」(1,408円、小は1,078円)をベースに、イカ天とネギを追加した「広島スペシャル」(1,958円、同1,628円)、イカとエビ、チーズ、めんたいこを追加した「ゆとりスペシャル」(2,178円、同1,848円)などを用意する。

 居酒屋ニーズに応えて、一品料理も提供する。メニューは、鉄板で焼き上げる「だし巻き玉子」(792円)や「エビのガーリック焼き」(968円)ほか、「特製おでん6点盛り」(902円)、「上馬刺し」「馬レバー刺し」(以上1,848円)など。

 ドリンクメニューは、生ビール(小=550円、中=715円)、「ヒューガルデン」「ギネス」(935円)、「COEDO瑠璃」(1,012円)、ホッピー白・黒(638円)などをそろえる。日本酒は「かがた屋酒店」(小山5)で仕入れ、当日のお薦めを提供する。

 今後について、大野さんは「広島県には、ひとりでも家族連れでも日常的にお好み焼きを楽しむ文化がある。まずは広島風お好み焼きについて知ってもらい、気軽に食べられる物だということを広めていきたい」と話す。

 営業時間は17時~24時。土曜・日曜定休。

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