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五反田ヒルズにラーメン店「つけ鰤ズム」 バーの店主が週2ランチ営業で

(左から)「つけ鰤ズム」店主の塩野洋志さんとスタッフ

(左から)「つけ鰤ズム」店主の塩野洋志さんとスタッフ

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 ラーメン店「つけ鰤(ぶり)ズム」(品川区西五反田1)が6月10日、目黒川沿いの飲食街、リバーライトビル(通称・五反田ヒルズ)1階にオープンした。

夜はバー営業の「つけ鰤ズム」外観

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 店主の塩野洋志さんが経営するカラオケバー「High Spirits Bar(ハイスピリッツバー)」で、火曜と水曜のランチタイム限定でラーメン店を開く。店舗面積は約5坪。席数はカウンター=6席。

 塩野さんは長原駅近くでラーメン店「麺屋チキポタ」(大田区)を経営し、五反田の同店ではぶり節を使ったつけ麺と油そばを提供する。「大森のかつお節問屋が営業に来たのがきっかけ。いろんな珍しい乾物の中で、自分が好きなぶり節に目が留まり、新メニューの開発を決めた」と話す。「せっかく新しい料理を出すなら、長原ではなく五反田のバーでランチ営業してみようと考えた」とも。

 メニューは「鰤の特製油そば」(並=750円、大=900円)と、道南真昆布を使った「鰤の昆布水つけ麺」(並=1,250円、中=1,400円、大=1,550円、特=1,700円)の2種類。どちらも浅草開化楼の黒全粒粉麺を使うほか、熱した鶏油(チーユ)にぶり節の削り粉を入れた「ぶり油」を加える。

 つけ麺には、レモンと大葉をトッピングする。好みに合わせて、卓上の藻塩とわさびを加えるのがお勧めだという。「おなかいっぱいになってもらえるよう、麺の量を多めにしている。リーズナブルにおいしいものを食べてもらいたいので、油そばの価格は安めに設定した」と塩野さん。

 追加トッピングは、「天かす」(100円)、「極太メンマ」(150円)、のり(5枚=200円)、チャーシュー(3枚=360円)。

 ドリンクメニューは、コーラ、ジンジャーエール、オレンジジュース、ウーロン茶(以上550円)などのソフトドリンクのほか、「サッポロ黒ラベル(小瓶)」(700円)、「ハイネケン」(900円)、「ブラックニッカハイボール」「ジャスミン茶ハイ」(以上700円)などのアルコールも用意する。

 「今は週2営業だが、お客さんからの反響が良ければ日数を増やしていきたい」と塩野さん。「五反田ヒルズをもっと盛り上げたい気持ちもある。ランチで来てくれたお客さんが、夜に当店へ歌いに来てくれて、さらにビル内をはしごしてくれるとうれしい」とほほ笑む。

 火曜・水曜のみ営業。営業時間は11時30分~14時。

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