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白金に「洋食レストラン マロニエ」 シェフの地元・栃木の食材使う

「洋食レストラン marronnier」店内

「洋食レストラン marronnier」店内

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 「洋食レストラン marronnier(マロニエ)」(港区白金5、TEL 03-6450-2606)が、白金エリアの住宅街にオープンして1カ月がたった。

「洋食レストラン marronnier」外観

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 2025年2月に完成したビルの2階に入居する。店舗面積は16坪。席数はカウンター=6席、テーブル=12席。店内の壁の一部には、オーナーシェフの阿久津正輝さんの出身地、栃木県宇都宮市で採掘される「大谷石」を使う。店名の「marronnier」は、トチノキのフランス語名で、栃木県の県の木にちなむ。

 阿久津さんは高校の調理科を卒業後、洋食店やフランス料理店、創作フレンチの店などで研さんを積み、35歳で独立開業を果たした。「中学生時代に見た、洋食屋が舞台のテレビドラマに憧れて料理人を志すようになった。家族で楽しめる洋食屋を目指して、下町のアットホームな雰囲気が残る白金エリアに出店を決めた」と話す。

 栃木産食材を多く使った料理を提供する。看板メニューは、栃木県産のブランド卵「磨宝卵」を使う「磨宝卵のオムライス~デミグラスソース~」(2,420円)。このほか、季節に応じて約10種類の野菜を使う「栃木県産 有機野菜のサラダ」(2,200円)や、「ヤシオマスのタルタル」(2,420円)、「栃木県産 ヤシオポークのソテー~ジンジャーソース~」(2,860円)、「季節のパフェ」(1,320円)などを用意する。

 アルコールドリンクは、フランス産を中心としたワイン(白=1,100円~、赤=1,210円~)、クラフトビール(1,100円~)、「ハイボール角」(880円)を、ソフトドリンクは、栃木県産フルーツを使う「無農薬 紅玉りんこジュース」(1,100円)、「無農薬 ラ・フランスジュース」(1,320円)などをそろえる。

 「口コミで近隣の方々に来てもらっている。週末は家族連れも多く、店内にはベビーカーが入る個室もあるので気軽に来てほしい」と阿久津さん。今後については「白金エリアの洋食屋といえばここと言われるように、地域に根付いた店になっていきたい。いずれは地元でも店を開けたら」と意気込む。

 営業時間は、11時30分~14時、17時~23時。

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