
バルーンイベント「27th JBAN convention 2025 in TOKYO」が7月18日~20 日、東急池上線・大崎広小路駅近くの「CITY HALL & GALLERY GOTANDA」(品川区西五反田8)で開催される。
JBAN(Japan Ballon Artists Network)は、バルーンアーティストの情報交換や活動の認知度向上のため、1997(平成9)年に設立された機関。同イベントではバルーンアーティスト向けのセミナーやコンテスト、一般入場者向けのワークショップなどを開く。
品川区での開催は今回が初めて。JBAN同事務局(大田区)スタッフの白川了さんは「五反田は交通の便が良いというのが大きな理由。羽田空港が近く、地方や海外からの参加者も訪れやすい」と話す。
18日・19日はバルーンアーティスト向けのセミナーがメイン。20日は、一般入場者向け中心のコンテンツを用意する。
ワークショップでは、バルーンアーティストを講師に迎え、体に装着できるバルーンなどを手作りする。「バルーンで、動物を模したものや背負える羽、魔法のステッキなどを作る。特に、小さなお子さまに楽しんでいただきたい」と白川さん。
コンテストは、「オブジェ部門」「LIVE アレンジ with ヘリウムブーケ部門」「LIVE ツイスト ~タッグマッチ~部門」「フォーマルファッション『ロングドレス・ロングマント』部門」の4部門を用意し、バルーンアーティストがその場で作品を制作する。「それぞれのジャンルに沿った作品制作の過程を見ながら、アーティストの技術やアイデアを楽しんでもらえたら」と白川さん。
このほか、ステージ上で大きな風船を破裂し、たくさんの小さな風船が飛び出す「バルーンスパーク」などの演出が楽しめる催し「シャイニングワンダーランド・パーティ」や、ワークショップで作ったアイテムを身につけてバルーンアーティストと一緒に参加できる「シャイニングワンダー・パレード」、バルーンを利用した謎解きイベント「シャイニングワンダーランドの謎 輝きの記憶を探して」などを行う。
会場のエントランス部分ではグッズ販売のほか、品川翔英中学校高等学校(西大井1)バルーンアート部の作品を展示する。
白川さんは「アーティストが作ったバルーンをまとまって見られる機会はめったにないと思う。今回のイベントを通して、一般の方々にバルーンを身近に感じてもらえたら」と話す。
20日の開催時間は10時~16時。入場券は公式サイトで販売する。料金は、前売り入場券=1,000円(7月13日までの販売)、当日入場券=1,500円。未就学児無料。