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西五反田に「ワイン÷炭火焼き酒場かっこ」 自由が丘に次ぎ2店舗目

「ワイン÷(と)炭火焼き酒場cacco(かっこ)」店主の兵藤友紀さん

「ワイン÷(と)炭火焼き酒場cacco(かっこ)」店主の兵藤友紀さん

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 「ワイン÷(と)炭火焼き酒場cacco(かっこ)」(品川区西五反田8、TEL 03-6384-6677)が7月24日、西五反田エリアにオープンした。

「ワイン÷炭火焼き酒場cacco」外観

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 自由が丘の居酒屋「炭火焼き大衆酒場cacco(かっこ)」(目黒区)2号店。「ヤマト運輸 西五反田8丁目営業所」跡を改装して利用する。

 店内は落ち着いた雰囲気を意識してシックな色合いを基調にしつつ、居酒屋らしさを演出するために店頭や個室に暖簾(のれん)をかける。店舗面積は24坪。座席は、カウンター=7席、テーブル=28席、個室=8席。

 店主の兵藤友紀さんはカフェや焼き鳥店などで経験を積み、2023年に独立し「cacco」をオープンした。2店目出店の経緯について、兵藤さんは「五反田のワインバーでワインソムリエとして働く友人の『本格的なワインと一般的な居酒屋メニューは合うと思う』という一言がきっかけ。1号店での経験や、五反田を知り尽くした友人を信じて、出店に踏み切った」と話す。「銘柄鶏をあえて使わないことで、客単価を抑えた店づくりを意識している」とも。

 店名の「cacco」は空間を表し、飲食を通して「美味・エンタメ・接遇・空間」を体験してほしいという思いを込める。「÷」は共存を意味し、高単価のワインを大衆的な価格のメニューで割って均す記号として使う。ロゴは、グラフィックデザイナーの兵藤さんの妻がデザインしたという。

 ワインは、ワインソムリエがセレクトした赤・白・オレンジ・ロゼ・スパークリングなど、常時60~80種類(グラス=740円~、ボトル=4,000円~)をそろえる。「AYALA Brut Majeyr(アヤラ ブリュット マジュール)」(ボトル=7,700円)や「Macon Clos de la Maison(マコン クロ ド ラ メゾン)」(ボトル=6,800円)、「Marsannay La Montagne(マルサネ ラ モンターニュ)」(ボトル=1万2,000円)など。

 ドリンクメニューは「生ビール(ベローニ)」(680円)や「余市」(880円)、「生レモンサワー」(550円)、コーラ(500円)などを用意する。

 フードメニューは、串物が「親鶏のかしわ」や「白レバーのごま油」(以上「350円)、「せせりのエスカルゴバター焼き」(580円)、「豚バラのスパイシー焼き」(480円)、「はつのにんにくポン酢」(280円)、「ラムスパイス」(680円)など。兵藤さんの出身地で九州の郷土料理「ごまかんぱち」(890円)や「宮崎のチキン南蛮」(880円)も提供する。

 お通し代は330円。サービス料2パーセント。想定客単価は5,000円。

 「オープン初日はランチ営業もしていたが、想定を上回るお客さんが来店したため、一時休止中。再開を望む声も多くいただくので、準備していきたい」と兵藤さん。

 「本格的なワインが飲めて、かつ普段使いできる店を目指している。新しい体験を提供するので、ぜひ足を運んでほしい。今後は、多店舗展開も視野に入れており、炭火焼きと何かをかけ合わせたお店を広げていきたい」と話す。

 営業時間は17時~23時。土曜・日曜定休。

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