
「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」内の商業施設「ニュウマン高輪」(港区高輪 2)が9月12日、本格開業する。
ニュウマン高輪は、JR山手線・高輪ゲートウェイ駅に直結・隣接する新商業施設。3棟のビルにまたがり、延べ床面積は約6万平方メートル、総テナント数は約200。
タワー「THE LINKPILLER(ザ・リンクピラー) 1」の「NORTH」棟と「SOUTH」棟の1階~5階に154店舗、「NORTH」棟の28階・29階「LUFTBAUM(ルフトバウム)」エリアに11店を展開する。2026年春には、「THE LINKPILLER 2」の2階・3階「MIMURE(ミムレ)」エリアに約20店が開業する予定。
出店は、「酒場それがし」(西五反田)系列の居酒屋「高輪それがし」や、八芳園(港区)が新展開するパティスリー「八芳園洋菓子店」、エルメスの店舗で世界最大規模という「Hermés in Colors(エルメス・イン・カラー)」など。地元の店から世界的なブランドまで、新業態やルミネ初出店の店が軒を連ねる。
開業に合わせて、各種イベントを開催する。ポップアップ「GLOBAL LINK presented by LUMINE」は、「セカイと恋するPOP-UP」をテーマに、ルミネが選出した世界各地のブランドが期間限定で出店。第一弾はシンガポール、インドネシア、タイのブランドが約12店登場する。場所はNORTH棟1階。10月13日まで。
開業を祝う期間限定イベント「百結祭(ひゃくゆいさい)」は、ニュウマン高輪やTAKANAWA GATEWAY CITY内の各所でプログラムを展開する。「百結祭」のインスタレーションはデザイナーの丸山敬太さんが監修し、「100年先へ、時を超える“粋”を、共に結び繋(つな)ぐ」をテーマに、千代紙と宝結びをモチーフに作成した。食イベント「百結市(ひゃくゆいいち)」や、クラフト酒イベント「猩猩宴(しょうじょうえん)2025 in 高輪」、「HERALBONY(ヘラルボニー)」のポップアップ出店なども行う。
ニュウマン高輪店長の鈴木和馬さんは「TAKANAWA GATEWAY CITYの中核施設として、ルミネは『ライフバリュープレゼンター』の役割を担い、日本の精神性や文化を発信してきた。これからも既成概念を打ち破り、新たな発想で開発に取り組み、地域との共創を軸に100年後を見据えた街づくりを進めていけたら。多様なニーズに応えつつ、地域に根差した新たな価値を創造していきたい」と話す。
9月12日の開業時刻は11時。同日10時40分から11時まで、TAKANAWA GATEWAY CITY内の広場「Gateway Park」でオープニングセレモニーを開催する。