飲食店の経営など手掛けるダイヤモンドダイニング(港区)は3月3日、品川駅港南口近くに今年初となる新業態「九州料理・炭火焼・焼酎 腹黒屋(はらぐろや)」(港区港南2、TEL 03-5461-4763)をオープンする。
「腹黒屋」のメニュー、「炎の牛もつ辛味噌鍋」(1人前=1,080円)。
同社は都内に「100店舗100業態」を目指し、業態開発を進める。腹黒屋は、昨年11月に吉祥寺に開店したベルギービールと本格窯焼きピザを提供する「Dear marble(ディア マーブル)」(武蔵野市)に続く76店目の店舗。
店名の「腹黒屋」は、もつなどの五臓六腑(腹の中)に染み渡る料理を、黒い炭火で焼いて提供することに由来。店舗面積は23坪、席数は50席。店内は「炭焼小屋」をコンセプトに、壁紙に漆和紙を使用し「和のビストロ」を演出する。
主なメニューは、鹿児島の銘柄鶏を使用した「知覧鶏の炙りももタタキ」(1,200円)、熊本で創業200年を誇る千興ファームの「馬刺し特選」(1,800円)、「炎の牛もつ辛味噌鍋」(1人前=1,080円)、「鹿児島きびなごの唐揚げ」(680円)、「大分とり天(天然塩添え)」(680円)などの九州料理。
ドリンクは「黒霧島」(380円)、「黒伊佐錦」(380円)などの九州の本格焼酎を30種類を用意するほか、生ビール(580円)、梅酒・果実酒(10種480円~)、中ジョッキで提供するジョッキワイン(430円)など、種類豊富にそろえる。想定平均客単価は3,700円。
同店が出店するビルの1階には、昨年5月にオープンした系列店の「タイム シャワー ブリュワリー」(港南2)が店を構える。同店ともターゲットは20~40代のビジネスマン。同社広報部の亀田泰子さんは、「異なる店舗を出店することで、利用客を飽きさないことが強み。業態が違うのでその日の気分で使い分け、仲間との気兼ねない時間を過ごしていただきたい」と相乗効果を狙う。
営業時間は、月曜~金曜・祝前日=17時~翌5時、土曜・日曜・祝日=17時~23時。