北品川の居酒屋で「品川めし」復活-月1度「てづくり市」の日に提供

「とりしょう」の金子順子さん。毎月第2日曜に開かれる「品川てづくり市」に合わせて「品川めし」を用意する。

「とりしょう」の金子順子さん。毎月第2日曜に開かれる「品川てづくり市」に合わせて「品川めし」を用意する。

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 北品川の旧東海道沿いにある居酒屋「とりしょう」(品川区北品川1、TEL 03-3450-3002)が6月より、品川神社で開催される「品川てづくり市」の開催日に合わせて、品川の郷土料理「品川めし」の提供を始めた。

アナゴとネギ、温泉玉子をのせた「品川めし」

 「品川めし」は、かつて品川区が漁師町だったころの「賄い飯」。シャコ、アナゴなど季節ごとにとれる雑魚を甘辛く煮てご飯にのせたもので、具材は家庭により異なるという。漁師がいなくり、今では作る家庭も見られなくなった。同店の「品川めし」は、アナゴとネギにオリジナルの味付けを施し、山椒をたっぷり利かせて提供する。価格は、単品=800円、漬物、小鉢、みそ汁付き=1,000円。

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 同店は1974(昭和49)年創業。現在は金子順子さんとその母親のます江さんの2人で切り盛りしている。北品川のまちおこしのメンバーが同店で集う機会が多く、「品川めし」の話題が出たことをきっかけに再現することになった。

 試作には約2カ月をかけ、天ぷらやみそなどさまざまな食材を試した結果、最終的にアナゴに決定したという。「しながわてづくり市」が開催される毎月第2日曜に25食~30食用意し、なくなり次第終了する。

 順子さんは「品川の名が付くものがもっと増えるとまちおこしにつながると思った。この機会に地元の飲食店で品川めしが広がれば、店ごとに特徴が出て面白いはず。『深川飯』『富士宮やきそば』のように『ここでしか食べられない』ご当地グルメとして広まってくれれば」と期待を寄せる。

 次回「品川めし」の提供は9月13日。同メニュー提供日の営業時間は11時30分~14時(通常の営業時間は17時15分~23時15分、日曜定休)。

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