五反田に「孤島の監獄」テーマの居酒屋-九州直送の地元料理を提供

「一度入ったお客さんを逃がさない」という意味で孤島の監獄風の内装になった「かんかん商店」の店内。店長の内藤さんは「今後はどんどん五反田店独自の演出を行っていきたい」と話す。

「一度入ったお客さんを逃がさない」という意味で孤島の監獄風の内装になった「かんかん商店」の店内。店長の内藤さんは「今後はどんどん五反田店独自の演出を行っていきたい」と話す。

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 JR五反田駅東口のほど近くにある和風ダイニング「かんかん商店」(品川区東五反田1、TEL 03-5789-1113)がオープンしてから約3カ月が過ぎた。

「かんかん商店」の「熊本直送 馬刺し盛り合わせ」(1,780円)

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 経営は、関東に系列居酒屋を12店舗展開しているループコーポレーション(神奈川県横浜市)が手がける。「孤島の監獄」をモチーフにした内装が特徴で、炭火焼鳥、モツ鍋などの九州料理を中心に提供する。店内は、ラウンジの周りがすべて個室となっており、「隠れ家的」な雰囲気を演出。席数は180席。

 メーンターゲットは「ワンランク高い店を求める」サラリーマン。オープン後の様子について、店長の内藤義貴さんは「正直トントンといったところ。九州直送にこだわっている分コストがかかっているが、決して品質を落とさずに、スタッフの元気、やる気で素材コストをカバーしたい」と話す。

 フードメニューは「博多モツ鍋 1人前」(880円)、フタえご、赤身、タテガミ、外バラを提供する「熊本直送 馬刺し盛り合わせ」(1,780円)、「鹿児島 自家製さつま揚げ」(430円)、「宮崎 地鶏の炙り焼き」(780円)、朝引き大山地鶏の「串焼き」(120円~190円)など120種類以上をそろえる。

 ドリンクメニューは「かんかんハイボール」(380円)、「シークヮーサー梅酒」(380円)、「赤霧島」(550円)、「赤兎馬」(580円)、「泡盛 残波白」(520円)、「久米島の久米仙」(480円)など100種類を用意。

 今後の展望について、内藤さんは「今、こだわるのは客単価よりも客数。認知度を高めてリピート客を作る。価値を認めてもらってからが勝負だと思っている。当店は東京進出の要となる店なので、今後も一層頑張りたい」と意気込む。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時(月曜~金曜)、ディナー=17時~24時(日曜~木曜・祝日)、17時~翌5時(金曜・土曜・祝前日)。

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