JR五反田駅のほど近くに10月19日、もつ鍋居酒屋「もつ電雷」(品川区五反田1、TEL 03-5487-2979)がオープンする。
経営はビルメンテナンスなどの清掃業、飲食店経営を行うアークビルサービス(渋谷区)。「もつ電雷」は同社の飲食業態初の自社ブランドで、大井町、練馬、立川に続く4店舗目の出店となる。同社は「牛角 旗の台店」、「土間土間 大泉学園店」のフランチャイズ経営も手掛けており、五反田店の店長は両店舗の店長を務めた阿部秀昭さんが担当。「ゆったりとくつろげるアットホームな店作りを念頭に置いている」と阿部さん。
同店は、芝浦などから仕入れた朝引きもつを使用。「下処理から自店で行うので新鮮なもつを提供できる」という。もつ本来のおいしさを求め、あくまで手作り感にこだわる。阿部さんは「もつ特有の臭みを感じさせないよう手間を惜しまないのが『もつ電雷』の魅力」とも。
阿部さんの「おすすめ」は、塩ベースのだしにニンニクを利かせた「白いもつ鍋」、豚の皮、背骨から抽出したコラーゲンボールを入れた水炊き風の「黄金のもつ鍋」、自家製キムチの素を溶かしたピリ辛チゲ風味の「真っ赤なもつ鍋」(以上1人前=1,260円)、女性にも好評だという「レバサシ」、「ハツユッケ」(以上683円)。そのほか、ちりとり焼き、炭火焼串、揚げ物など約60種類のメニューを用意する。
ドリンクメニューは、「もつ鍋に合う」銘柄焼酎(525円~)、「マッコリ」(452円~)、「エビスビール」(557円)、「本格梅酒」(557円~)、「サワー」(472円)など約75種類をそろえる。
今後について、阿部さんは「継続して良い人材を育てるのは至難の業だが、アルバイトスタッフにもマニュアルにとらわれない接客を心がけるように教育している。他社に真似できない気持ちの良い接客が、料理を際立たせるスパイスになれば」と意気込む。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~翌1時。ランチは今月26日から提供を予定している。