西五反田に体育会系居酒屋-格闘家・中村和裕さんがプロデュース

4月25日に行われる「吉田秀彦引退興行」の試合を控える中村さん。「試合用のパンツにおでんの具をプリントして出場するかも」と笑う。お店の看板「中村屋」の文字は、柔道家の古賀稔彦さんによるもの。

4月25日に行われる「吉田秀彦引退興行」の試合を控える中村さん。「試合用のパンツにおでんの具をプリントして出場するかも」と笑う。お店の看板「中村屋」の文字は、柔道家の古賀稔彦さんによるもの。

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 西五反田に3月2日、格闘家の中村和裕さんがプロデュースする居酒屋「中村屋」(品川区西五反田1、TEL 03-5759-6337)がオープンする。

「中村屋」が入っているビルの外観。

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 同店は、おでんをメーンにした「体育会系」居酒屋。店長は立命館大学・ラグビー部出身の木村貴生さんが務める。コンセプトは「ハキハキとした元気一杯の接客」。メニューは、中村さんがセレクトした「手羽先」「ジャージャーうどん」「生姜焼き丼」などの一品料理をそろえる。店舗面積は18坪で席数は24席。メーンターゲットは近隣のサラリーマン。

 売りとなるおでんは、中村さんが大好きな「鶏のつみれ」「大根」「たまご」などのスタンダードな具材8種を用意。「商品開発の段階でボールサイズの肉団子を考えた。男性の評判は良かったが女性からは大不評だった」(中村さん)と振り返る。このほか、日替わりでさまざまな具材を提供する。

 過去に、「PRIDE」「戦極」などの総合格闘技のリングで活躍していた中村さん。初の飲食店プロデュースについては、「結婚をきっかけに、格闘技以外の仕事をしたいと思うようになった。この業界の知識や経験が全くない中でいろいろと考えた結果、おでんなら経営的に見通しが立つと判断した」という。

 今後の展望について、中村さんは「道場で教えている子どもや格闘家仲間たちと一緒に過ごせるような場所にしたい。まだまだ未完成な部分もあるが、これからお客さまと一緒に成長していけるような店になれば」と笑顔で話す。「3月中は毎日店に顔を出す予定なので、ぜひ会いに来てほしい」とも。

 営業時間は、オープン当日=21時~深夜、3日以降=18時~深夜。日曜定休。

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