エプソン品川アクアスタジアム(港区高輪4)は3月19日から、魚たちが「花見をする」水槽を展示している。
同展示は、高輪のプリンス系3ホテルで行われている「桜まつり」に合わせて企画。桜とブルーシートを飾った水槽にゴンベ科魚の「メガネゴンベ」「ウイゴンベ」「サラサゴンベ」などを泳がせる。ミニチュア製の弁当や水筒などを置くなど、本物の花見のような演出も。アクアスタジアム内ではなく、入場券などを販売する入口に設置してあるため、鑑賞は無料。
「メガネゴンベ」は、潮通しのよいサンゴ礁域の枝サンゴで着底する魚。目の周りのふちが眼鏡にみえるためその名前がついた。
品川プリンスホテル企画広報担当の竹田賢廉さんは「今回の展示でゴンベ科の魚を選んだ理由は、止まった時に桜を見上げたように見えるから。アクアスタジアムに入館しなくても鑑賞できるので、桜だけでなく魚たちも見に来ていただければ」と話す。
展示は4月11日まで。