十五夜に「ナメダンゴ」が月見?-品川アクアスタジアムが新企画

月見だんごの皿に乗るナメダンゴ(テスト段階での様子)。

月見だんごの皿に乗るナメダンゴ(テスト段階での様子)。

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 エプソン品川アクアスタジアム(港区高輪4)は9月13日から、魚が月見をする「お月見ナメダンゴ」の展示を始める。

月見の演出を施した水槽。

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 今回の企画は、翌日の十五夜に合わせたもの。「月見だんご」にかけ、月が背景になった水槽にダンゴウオの仲間である「ナメダンゴ」を泳がせる。水槽内にはススキ、月見団子、御酒などを置き、ナメダンゴたちが月見を楽しんでいるように見せる演出を施す。

 ナメダンゴは、オホーツク海に生息する深海魚。ひと口サイズのダンゴに似た球体のような体型で、体長は3~6センチメートル。腹部の吸盤を使って、岩陰などにはり付いて外敵から身を守る。

 今回の展示は、花見の季節に合わせて展示された「花よりナメダンゴ」、風船にひっつくフウセンウオをディスプレーした「ふうせんだもの」に続く新企画。品川プリンスホテル企画広報担当の杉田理絵さんは「前回のナメダンゴが好評だったので、『だんご』に関連した企画を考えた。9月15日は敬老の日で、満65歳以上の方は当水族館の入場が無料。お孫さんと一緒に見に来ていただければ」と話す。

 開館時間は、平日=12時~22時、土曜=10時~22時、日曜・祝日=10時~21時。展示は9月30日まで。

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