孫世代の相棒サービス「もっとメイト」や多世代コミュニティースペース「モットバ!」を展開する株式会社AgeWellJapan(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:赤木円香、以下:AgeWellJapan)は、当社で活躍するAge-Well Designerを対象に、パーソルホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:和田 孝雄 以下:パーソル)が提供する「はたらくWell-being指標」を用いたサーベイを実施しました。
その結果、Age-Well Designerのスコアがパーソルホールディングス株式会社(実査:LECT株式会社)、2025年『ブランドモニタリング調査』で得た20-30代労働者人口の数値を大きく上回る結果となりました。これを受けて、はたらくWell-being推進室室長の中山友希氏と、AgeWellJapanで人材育成を担う辰巳裕亮による特別対談を実施しました。
実施の背景
今回の調査は、2024年1月23日に東京都内で開催された「はたらくWell-being AWARDS 2025」(主催:パーソル)において、AgeWellJapanのCEOを務める赤木円香が「新たなはたらき方部門」を受賞したことをきっかけに実現したものです。本アワードでは、当社のAge-Well Designerを中心とした「傾聴と対話」に基づく事業が、新たな職業の形として評価されました。こうした背景から、改めてAge-Well Designerのはたらき方や意識に光を当てるべく、今回の調査および対談が行われました。
はたらくWell-being指標
パーソルのグループビジョンである「はたらいて、笑おう。」の実現度を測るために、その状態を「はたらくの体験・評価・自己決定」の3要素に分解したものを「はたらくWell-being指標」と定義。現在の状態を可視化し、同指標の重要性をパーソルグループの企業活動を通して社会に訴求していくことで、一人ひとりの「はたらいて、笑おう。」の実現につなげることを目的としています。
調査概要
【調査期間】2025年3月1日~4月30日
【調査機関(調査主体)】自社調査
【対象】Age-Well Designer
【有効回答数(サンプル数)】 52名
【調査方法】インターネット調査
【項目】
以下Q1~Q5の質問について「とてもそう思う/ややそう思う/どちらとも言えない/あまりそう思わない/全くそう思わない」で回答
Q1. あなたは、日々の仕事に、喜びや楽しみを感じていますか?
Q2. 自分の仕事は、人々の生活をより良くすることにつながっていると思いますか?
Q3. 自分の仕事や働き方は、多くの選択肢の中から、あなたが選べる状態ですか?
Q4.今の仕事を通じて成長できている実感はありますか?
Q5.今の仕事を通じてよい歳の重ね方をイメージできていますか?
*Q4、Q5は、今回の調査向けにパーソルホールディングスが追加。
調査結果
※外部比較値はパーソルホールディングス株式会社(実査:LECT株式会社)、2025年『ブランドモニタリング調査』より引用
パーソルホールディングスによる総括
・はたらくWell-being指標(Q1~Q3)において、TOP2項目の合算値を見ると、Age-Well Designerのスコアはすべての設問で外部比較値を大幅に上回る結果。
・成長実感や未来イメージ(Q4、Q5)も全員がポジティブ評価。特に「成長実感」は9割近くが「とてもそう思う」と回答しており、強い実感値がある。
・「成長実感がある」=現在までの取り組みに手応えを感じている状態。「良い未来をイメージできている」=これから先の人生をポジティブに描けている状態。これら現在と未来の両軸が揃っていることも相まって、Age-Well Designerはとても良好な“はたらくWell-being”な状態にあると考えられる。
特別対談「はたらく喜びをデザインする」
~AgeWellJapan × パーソルが目指すポジティブに歳を重ねる社会~
調査結果を受けて、パーソルホールディングスの中山氏とAgeWellJapanの人材育成を担当する辰巳が「はたらく幸福度が高い理由」や「今後の企業へのヒント」について語り合いました。
安心が土台、挑戦が芽吹く場をつくる
中山氏は「仕事の喜び」や「誰かの役に立っている実感」が際立って高い点に着目し、その要因を問いかけ。辰巳は存在承認を大切にし、「Age-Well Designer自身がAge-Wellであること」を育成の核とし、「挑戦と発見を通じて成長する風土づくり」を意識していることを伝えました。
楽しさは広がる!はたらく喜びの連鎖
中山氏は「do(何をするか)」ではなく「be(どんな存在か)」に価値を置くAgeWellJapanの姿勢に共感。辰巳はAge-Well Designerがロールモデルと出会い、「自分も挑戦したい」と思える環境が、はたらく楽しさの連鎖を生んでいると推測しました。
Age-Wellな人を社会に増やす
Age-Well Designerは日々の傾聴と対話を通じて、シニアの“生きがい”を共に探す存在。中山氏は、会社のミッションと日々の活動が結びついている点や、シニア・会社との関係性の質が高いことに注目。Age-Well Designerの活躍がシニアのロールモデルを生み、現役世代が歳を重ねることへの希望につながると期待を語りました。
また、辰巳は幸福度の高い職場づくりについて触れ、経営層による価値の言語化と、育成担当者の一貫した対話が不可欠であると述べました。
ロールモデルが輝く未来
中山氏は、出発点や向き合う相手が異なっていても、両社には共通する想いや方向性があると指摘。辰巳も、「Age-Wellなはたらき方」と「Well-beingなはたらき方」は本質的に近いと共感し、共に豊かに人生を重ねられる社会の実現に向けて、連携を深めていく意志を共有しました。
全文はこちら(自社サイトで公開中)
この対談の全文は、以下のリンクからご覧いただけます。
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https://agewelljapan.co.jp/特別対談「はたらく喜びをデザインする」~agewelljapan-x/
Age-Well Designerとは
挑戦と発見を通じてポジティブに歳を重ねることを「Age-Well」と掲げ、伴走する人材を「Age-Well Designer(以下:AWD)」と定義しています。シニアの本音や知的好奇心を引き出し、学びや発見の機会をデザインすることで、シニアの自己効力感を高め、行動変容を促しています。これまで蓄積されたデータをもとに、独自の研修プログラム(Age-Well Designer育成研修)を体系化し、社内外にAge-Wellな人材を育成しています。現在ではシニアとの接点数は10万人を超え、傾聴時間は9,000時間におよびます。
株式会社AgeWellJapan
「Age-Wellな人生の相棒になる。」をビジョンに掲げ、シニア世代のウェルビーイングを実現する孫世代の相棒サービス「もっとメイト」(https://motto-mate.com/lpsenior/)、多世代コミュニティスペース「モットバ!」、Age-Wellな生き方をデザインする研究所「Age-Well Design Lab」を運営。そのほか、各サービスのシニア会員データやLabのナレッジを活用し、企業や自治体向けに人材育成事業、アライアンス事業も展開。日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社 23年に飛躍する企業」、Forbes JAPAN「2025年版、世界を変える次世代インパクトスタートアップ30社」に選出。
ホームページ:https://agewelljapan.co.jp/
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