白金高輪に「肉とワイン」のフレンチ-恵比寿「イレール」が新装移転

ニューヨークスタイルがテーマの店内。写真右側の壁は木目の型にコンクリートを流し込んだもの。

ニューヨークスタイルがテーマの店内。写真右側の壁は木目の型にコンクリートを流し込んだもの。

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 白金高輪駅近くに7月29日、フレンチレストラン「Arvinard(アルヴィナール)」(港区白金1、TEL 03-5793-5757)がオープンした。経営はブランシェ(同)。

フレンチレストラン「アルヴィナール」の入口

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 エグゼクティブシェフの島田哲也さんは、恵比寿のフレンチレストラン「イレール」(渋谷区)の元オーナーシェフ。同店を12年間経営した後、事業拡大のため高級洋菓子製造や店舗運営などを行うジェイワークス(港区)のグループ会社となった。9月には銀座三越に洋総菜店を出店する予定。

 「体に優しいフランス料理」をテーマにした野菜料理で知られる「イレール」とは全く異なる「肉とワイン」がコンセプト。「フレンチの原点は肉」と考える島田シェフの思いによるもので、店名も「Arvre」=木、「Vin」=ワイン、「Viande」=肉料理を意味するフランス語を組み合わせた造語。

 店内はウォールナットの木目を基調としており、ニューヨークスタイルを取り入れたカジュアルな空間を演出。店舗面積は46坪で、席数は44席。

 ランチはAコース(2,900円)とBコース(4,500円)を用意し、近日3,500円のコースを追加する予定だという。ディナーはセゾンコース(6,300円)とシェフおまかせの「プレステージコース」(1万2,000円)。

 このほか、「仔羊のハーブ入り岩塩包み焼き」(2人前~=6,.800円)、牛や豚、鴨やウサギなど季節によって変わる盛り合わせ「肉のデギュスタシオン」(3,200円)、「短角牛ロース肉のグリエ」(3,800円)、「パテ・ド・カンパーニュ 自家製ピクルス添え」(2,100円)などのアラカルトメニューはランチ・ディナー共通で提供する。

 ドリンクはフランス産以外にも各国の赤ワインを中心に常時200種をそろえる。グラス(840円~)、ボトル(4,200円~)。生ビール(900円~)やカクテル(840円)なども。

 マネジャーの伊佐貴弘さんは「少しずつ近隣のお客さまにご利用いただいているが、まだオープン間もないので、『イレール』時代の常連のお客さまが中心。フレンチは堅苦しいイメージがあるかもしれないが、年に1度の店ではなく気軽に足を運んでいただきたい」と話す。

 営業時間は11時30分~15時30分、18時~23時30分。

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