戸越銀座商店街に空揚げ専門店「中津 唐揚げ渓」(品川区平塚2、TEL 03-3785-1177)がオープンして約2カ月が過ぎた。オープン日は7月17日。
経営するのは、「空揚げ激戦区」で知られる大分県中津市の耶馬渓(やばけい)出身の原口啓さん。実家がレストランを営んでおり、同店では「ニンニクしょうゆベースの本場の味を提供する」という。店舗面積は5坪。
メニューは「骨付き」(100グラム=220円)、「骨なし」(同=250円)、「砂肝串1本」(210円)の3種をテークアウトで販売。「7~8割の方が『骨なし』を購入していくが、大分では『骨付き』が一般的。骨から出るエキスが味わい深い」と原口さん。
このほか、300グラム以上の購入客に大分県直送のカボスや鉄火みそ、からしシイタケなどを付けるサービスも。客単価は600円。
戸越銀座商店街に出店した理由について、原口さんは「日本一長い商店街として知名度もあり、にぎわいもある。駅から近く、スーパーの近くなので買い物帰りに寄っていただければ」とし、今後については「空揚げのイメージを崩したくて、女性客を意識した内装に仕上げたが、男性と女性のどちらにターゲットを絞るかを悩んでいる。店を盛り上げて、耶馬渓の味を多くの方に知っていただきたい」と話す。
営業時間は11時~21時。第2・4水曜日定休。