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三菱鉛筆が恒例「鉛筆けずり入社式」-竹内友佳アナの飛び入り参加も

小刀で鉛筆を削る三菱鉛筆新入社員

小刀で鉛筆を削る三菱鉛筆新入社員

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 三菱鉛筆(品川区東大井5)で4月1日、毎年恒例の「鉛筆けずり入社式」が行われた。新入社員に今後深く関わる筆記具への愛着を持ってもらうことを目的に2008年から始まり、今年で6回目。

飛び入り参加した竹内友佳アナウンサー(フジテレビ)

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 「小刀で鉛筆を削ったことのない人は?」の問いに、新入社員16人のうち13人が挙手。先輩社員に指導してもらい、ぎこちないながらも鉛筆を削った。あちこちから「難しい」と声が上がる中、ひときわ目立ってきれいに削り上げていたのは美術大学出身の渡辺純子さん。「デッサンのために毎日のように鉛筆を削っていた時期があった。久しぶりなので少し緊張している」とほほ笑む。

 式では、リポートに来ていた竹内友佳アナウンサー(フジテレビ)が飛び入り参加する場面も。「新入社員のほうが上手だ」などの声が掛かると、会場には笑いが巻き起こった。

昨年に続き、ペン字講師の阿久津直記さんを招き「美文字を書くコツ」も伝授。「日本語はもともと筆で書く文字。硬筆でも、タメやハライの部分で筆圧の変化を表すと美しい」などのポイントを習い、社名の「三菱鉛筆」の文字を練習。その後、削った鉛筆で「5年後の自分」に宛ててメッセージをつづった。

 同社の数原徹郎副社長は「鉛筆は自分で削らないと使えない。同じように、入社してからも努力を怠らず、自分を磨いていってほしい」とエールを送った。

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