慶應義塾大学三田キャンパス近くに6月3日、居酒屋「こぼうず」(港区芝5、TEL 03-6453-8766)がオープンした。経営はサムライフ(港区芝5)。
店舗面積は約17坪。席数はカウンター2席、テーブル24席。同店は居酒屋「ぼうず」(同)の姉妹店。オープンのきっかけについて、マネジャーの永井寿子さんは「約7年間、『ぼうず』の経営に注力してきたところ、不動産会社から『田町に密着した会社に案内したい物件がある』と紹介されたのがきっかけ」と話す。
メーンは秋田県の十和田湖高原ファーム産ブランド豚「桃豚」を使った料理。炭火焼で提供する「ぼうず」に対し、同店はそのほかの調理法に挑戦しているという。「お酒も日本酒を主力にして、1号店と差別化した」と永井さん。
ディナーは、「桃豚バラ肉の塩豚 野菜巻き」(1,480円)や「桃豚ロース肉のトンテキ」(1,080円)、「桃豚のモツ煮込み」(580円)、「桃豚レバーの西京漬け」(480円)などを用意する。そのほか、「ふわとろ和風鉄板オムレツ」(580円)や「焼きネギとアサリの酒蒸し」(680円)、「ピリ辛ひき肉の玄米チャーハン」(780円)などをラインアップ。
アルコールは、全国各地の季節限定の地酒を中心に仕入れる。「いずみ橋 夏やご13」や「「龍力 ドラゴン 特別純米」「天吹」「駿州中屋純米吟醸 美郷錦」(以上グラス=420円、1合=840円)など。そのほか、「澪」(480円)や「高清水」(グラス=320円、1合=640円)、「ヱビス樽生ビール」(580円)、「デュワーズ ハイボール」(480円)、「白加賀梅酒」(550円)、サワー各種(各480円)などを提供する。
ランチは、「桃豚のトンテキ定食」(1,000円)のみ。玄米とみそ汁はおかわりできる。想定客単価は、ランチ=1,000円、ディナー=5,000円(ディナーとアルコールの価格は全て税別)。
今後の展望について、永井さんは「リピーターのお客さまが命。オススメ料理を日替わりにして、飽きられない店を作っていけたら」と話す。「私と調理スタッフの2人が毎日いるので、常連になりやすいと思う。どんどん話しかけてもらえたら」とも。
営業時間は11時30分~14時、18時~23時30分。土曜・日曜・祝日定休。