中延駅近くに6月23日、「中華そば熊野」(品川区豊町6、TEL 03-3787-1388)がオープンした。店舗面積は10坪、席数は16席。
店主の熊野健一さんは元サラリーマン。飲食業に興味を持ち、28歳で中華料理店に転職。およそ12年の修業の後、ラーメン店勤務を経て開業に至った。「独立を考えたとき、メニューが豊富な中華料理よりも、一つの料理にこだわりたいと考え、ラーメン店を志した」と話す。
鶏ガラと煮干しでダシを取ったスープは、しょうゆと塩の2種類。麺とチャーシュー肉はいずれも国産を使用し、メンマなどの具材の味付けも手作りにこだわる。「ご年配の方やファミリー客にも安心して食べていただけるラーメンを提供している。あっさりしているので、中にはスープを全部飲み干す女性も」と熊野さん。
メニューは「中華そば」(700円)や「半熟煮玉子そば」「支那竹(シナチク)そば」(以上800円)、「ワンタンそば」(850円)、「叉焼(チャーシュー)そば」(900円)。大盛りはプラス100円。
ドリンクは「生ビール」(500円)や「焼酎いいちこ」「お酒米鶴」(以上400円)のほか、ソフトドリンク各種(200円)を用意する。客単価は、ランチ=800円、ディナー=950円。
オープン後の反響について、熊野さんは「リピーターが多く、そのつながりで新規の方にも来ていただいている」と話す。今後の展望については「もっと地元での認知度を上げたい。お客さまや近所の店舗の方との交流も大事にしながら、地域に根付いた店にしていければ」とも。
営業時間は、11時30分~14時30分、17時30分~22時。月曜定休。