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中延に「麺処 けんじ」 「東京シャモ」使ったスープで勝負

店主の高橋さん

店主の高橋さん

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 都営浅草線・中延駅近くに8月2日、「麺処 けんじ」(品川区豊町6)がオープンした。

外観の様子

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 店内は来店客とのコミュニケ―ションを第一にと考え、カウンター席のみに設計したという同店。店舗面積は約10坪、席数は10席。

 店主の高橋健治さんはフランス料理店勤務を経て、「せたが屋」(世田谷区)本店や系列店で店長として修業。その後、四ツ谷の居酒屋「わっとこ」で昼間の店舗を間借りし、ラーメンを提供していた。

 出店の経緯について、「都内で店舗を探していたところ、タイミングよくこの物件と巡り合った。中延は、お子さまからお年寄りまで幅広い年代の人がいる街。誰でも食べやすく、シンプルでわかりやすいラーメンを目指している。まずは店を認知してもらい、味を知っていただきたい」と高橋さん。

 メニューは、「特製ラーメン」(980円)や「味玉ラーメン」(880円)、「ラーメン」(780円)を提供する。スープは東京軍鶏(シャモ)をメインに使った鶏ベースで、塩としょうゆの2種類。少量の干物と香味野菜を加えて、じんわりとしたうまみのあるスープに仕上げているという。

 トッピングメニューは、「豚チャーシュー」(120円)や「鶏チャーシュー」「味玉」「メンマ」(以上100円)を用意する。

 アルコールメニューは、プレミアムモルツ小瓶(400円)のほか、「インドの青鬼」「水曜日のネコ」(以上500円)、「ボディントン」(780円)といったクラフトビールもそろえる。

 高橋さんは「こちらからお客さまにお声掛けして、味の感想を聞くことも多い。お客さまからの質問にも、なるべく答えていきたいので、気になることがあれば何でも聞いてほしい。ラーメンやサイドメニューともに種類を増やして、毎日来ても飽きのこないラーメン店を目指していきたい」と意気込む。

 営業時間は11時30分~15時、18時~22時。月曜定休。

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