田町に膳メニュー中心のお米カフェ-「少量ずつ」女性ニーズに応える

ファミリーレストランで商品企画の経験もある高野さん。

ファミリーレストランで商品企画の経験もある高野さん。

  • 0

  •  

 「女性と仕事の未来館」(港区芝5)に9月17日、「お米cafe Makiba Style」(TEL 03-6802-8513)がオープンする。

味噌カツご飯とタコ飯Makiba風(じゃがいもとトマトのトッピング)のブランチセット(798円)。膳は日替わり。

[広告]

 同店は、毎日精米したてのご飯を提供するお米カフェ。店舗面積は30坪、席数は47席。「女性と仕事の未来館」は、厚生労働省の委託を受け財団法人女性労働協会が運営している。

 フードメニューは、「黒ごま梅しそご飯」(294円)や「フォアグラご飯」(504円)など約45種類ものメニューの中から、好みの膳(ぜん)を組み合わせることができる。「ブレンドコーヒー」(367円)、「ハーブティー」(350円)、「抹茶ラテ」(420円)などのドリンクメニューは、フードメニューを注文すればすべて199円で販売する。

 日替わりご飯2つと蒸し物、汁物、香の物が付いた「ブランチセット」(798円)など5種類のランチメニューを提供。オープン初日の日替わりご飯は、新米のコシヒカリを使った「味噌カツご飯」と「ピリ辛アボガドまぐろご飯」。日替わりご飯3個のまきばランチセットも用意し、量を多く食べたい男性にも対応する。期間ごとに米の銘柄を変えていき、客単価は950円を目指す。

 社長兼店長の高野秀則さんは「丼物は大きくてひとつしか選べないが、少量ずつのお膳ならいろいろ食べたい女性にニーズがあるはずと開業を決意。20年勤めたファミリーレストランを退職し、厚生労働省の喫茶事業に応募した。前職の経験から客のニーズに応える難しさもよくわかっているが、ファミリーレストランのノウハウを生かせば大丈夫」と話す。

 営業時間は、火曜~土曜=10時~20時45分、日曜=10時~17時(ランチ=11時~17時)。月曜・祝日定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース