五反田TOCに「大勝軒」-老舗がのれん分け

開店準備中の大勝軒。入り口の券売機で食券を購入する。

開店準備中の大勝軒。入り口の券売機で食券を購入する。

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 五反田TOCの地下1階に9月7日、「五反田大勝軒」(品川区西五反田7、TEL 03-6303-9623)がオープンし、連日にぎわっている。店舗面積は18坪、席数は30席。

五反田大勝軒のもりそば小(680円)

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 大勝軒は山岸一雄さんが、豊島区東池袋に創業したラーメン店。本店である東池袋店は、昨年3月に閉店したが、今年1月ファンからの再開の要望に応え、旧店舗から100メートル離れた場所で再開した。山岸さんはつけ麺を考案したことでも知られ、つけ麺を「もりそば」と称し豚骨鶏がら野菜スープに海鮮だしを加えた和風味が特徴。「のれん分け」の店舗が多くあり、店舗によってはその味を変える店もあるが、五反田大勝軒では山岸さんの味を守っているという。

 同店の店長多畑志郎さんは、大学生のころから池袋大勝軒の大ファンで2年前に弟子入りした。五反田近辺はラーメンの激戦区だったが、同地域に大勝軒系列の店舗がなく、多畑さんが育った地域でもあるため開業に踏み切った。

 メニューは、特製もりそば(小=680円、並=750円、大=750円、特盛=850円)とラーメン(並=680円、大=680円、特盛=780円)。チャーシュー、味玉、のり、メンマが追加される「全部のせ」はプラス200円。客単価は750円。

 多畑さんは「和風で万人に好まれる味なので、多くの方に来ていただいている。大好きな大勝軒の味を広めたいので、もっとおいしいつけ麺、ラーメンを作っていけるよう頑張りたい」と意気込む。

 営業時間は、昼=11時~15時、夜=17時30分~スープがなくなり次第終了。

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