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旗の台に「阿美パン」 荏原町から移転、台湾パン中心に常時50種販売

「阿美パン」店主の游政豪(ユ・チェンハオ)さん

「阿美パン」店主の游政豪(ユ・チェンハオ)さん

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 ベーカリー「阿美(アメイ)パン」(品川区旗の台3)が10月4日、旗の台駅近くに移転オープンした。

「阿美パン」で販売するパン

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 2021年に、荏原町駅近くにオープンした同店。開業時に入居していた物件の取り壊しが今年11月から始まるため、旗の台駅近くの整骨院跡に移転した。新店舗の面積は約11坪。

 台湾人店主の游政豪(ユ・チェンハオ)さんは元パティシエで、日本のパンとの出合いをきっかけにパン職人へ転身。10年以上の修業を経て、荏原町で独立出店した。「荏原町の物件は入居当初から取り壊しが決まっていたので、前もって移転先を探していた。荏原町の人たちの優しい雰囲気が大好きなので、なるべく近くの物件に決めた」と話す。

 メニューは、「羅宋(ローシャ)パン」や芋頭(タロイモ)パン」、焼餅(シャンビン)」(以上280円)など、台湾発祥のパンを中心に、常時約50種類以上をそろえる。パンには全て、リンゴやレーズンなどで作った自家製酵母を使う。

 このほか、「エピベーコン」、クリームパン(以上250円)、「バジルチーズポテト」(280円)、バケット(300円)、スコーン、フォカッチャ(以上260円)、クロワッサン(320円)、食パン(1斤=420円)なども用意する。

 「移転前の物件よりも店が広くなり、パン生地を薄く伸ばす機材を新たに導入できた。これによって、さらに効率よくクオリティーの高いパンを作れるようになった」と游さん。「今後は、商品の種類を増やしていく予定。皆さんに台湾パンをもっと食べてもらえるよう頑張りたい」と意気込む。

 営業時間は10時~19時。月曜・火曜定休。

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