
「京都つゆしゃぶCHIRIRI 品川店」(港区港南2、TEL 03-6260-1813)が7月6日、品川駅港南口の太陽生命品川ビル内にオープンした。運営は壱三壱(いちさんいち、京都市)。
関西を中心に展開する日本料理店で、関東圏では銀座京橋店に次ぐ2店舗目。飲食店跡を改装して利用する。店舗面積は100坪。席数は116席。個室のみ。
出店の経緯について、同社社長の中嶋和義さんは「京都や大阪などに店舗を展開していたが、関東圏への出店チャンスをうかがっていた。当社創業の地である近江八幡を起点に、全国で活躍した近江商人がたどった道に沿って店舗を展開していきたいとも考え、京都各所や銀座京橋に次いで品川に出店を決めた」と話す。
同店で提供するつゆしゃぶとは、薄切り肉をお湯にくぐらせてから和風つゆで食べるしゃぶしゃぶ料理。つゆはカツオや昆布を使った一番だしに、カツオ、昆布、じゃこ、1カ月寝かせたかえしを加えて仕上げる。
薄切り肉は、近江牛のA4ランク以上の霜降り肉と、銘柄豚「白金豚(はっきんとん)」。白金豚のバラ肉は厚さ0.8ミリにカットし、箸で持ち上げられる限界の厚みにしているという。店名は、お湯に白金豚の薄切り肉をくぐらせると、ちりちりっと花が開くように変化する様子から取った。
ランチコースは、「つゆしゃぶランチ」(白金豚バラ=3,000円、白金豚バラ&ロース=3,500円)、「つゆしゃぶセット」(3,500円~)、「つゆしゃぶと近江牛の食べ比べ」(5,500円~)、ポン酢とごまだれで食べる「近江牛しゃぶしゃぶランチ」(特選肩ロース=5,900円、極上サーロイン=8,000円)を用意する。
ディナーコースは、「つゆしゃぶコース」(7,800円~)や「近江牛つゆしゃぶの食べ比べコース」(8,800円~)、「近江しゃぶしゃぶ」(9,900円)を提供する。
サイドメニューは、「近江牛松前漬け」(880円)や「近江牛握り 2貫」(1,190円)、だし巻き卵(1,200円)、「天ぷら盛り合わせ」(1,380円)、「近江牛ステーキ」「近江牛ローストビーフ」(以上2,400円)などを用意する。
ドリンクメニューは、生ビールが「マスターズドリーム」(小=660円、中=880円)で、各メーカーの瓶ビールもそろえる。日本酒は、店名を冠した「ちりり酒」(1,540円、300ミリリットル)や「澤屋まつもと 守破離 飲み比べ」(2,180円)など。麦・芋の各種焼酎(グラス=940円~、ボトル=9,400円~)のほか、「響」「竹鶴」(以上2,400円)、「山崎 12Y」(6,200円)など日本のウイスキー、ボトルワイン「KENZO ESTATE 紫鈴(りんどう)」(ハーフ=1万5,500円、1本=3万1,000円)などを提供する。
中嶋さんは今後について「2カ月ごとに季節限定メニューを出していく。品川店では今秋から提供開始予定なので、楽しんでもらえれば。将来的には47都道府県に出店していきたい」と意気込む。
営業時間は、11時30分~15時、17時~21時30分(日曜・祝日は21時まで)。