フジテレビジョン、劇団「Studio Life(スタジオライフ)」、天王洲 銀河劇場が主催する舞台「フルーツバスケット」の制作発表会見が2月5日、フジテレビジョン湾岸スタジオで行われた。公演は、天王洲 銀河劇場(品川区東品川2)で2月26日から始まる。
同作品の原作は高屋奈月さん。1998年~2006年に少女コミック誌「花とゆめ」(白泉社)で連載され、23巻までの累計部数が1,800万部を越え、「最も売れている少女漫画」としてギネスブック(北米地区)に登録されている。作品内容は、交通事故で家族を失った女子高生・本田透と、重大な秘密を抱えていた同級生の草摩由希一族の触れ合いを描くヒューマン・ストーリー。脚本・演出は「スタジオライフ」で唯一の女性メンバー、倉田淳さんが手掛ける。
出演は、男優のみで構成される劇団「スタジオライフ」と、若手俳優のコラボレーションが実現。吉本興業所属のアイドルグループ「RUN&GUN」の上山竜司さんと米原幸佑さん、現在フジテレビで放映しているドラマ「メイちゃんの執事」に出演中の真山明大さん、歌手のSHOWTA.さんなど、すべての配役を男性が演じる。
全員男性というけいこ場の雰囲気について、「男性が女性の役を演じていることを忘れてしまうくらい、役に陶酔している」(上山さん)、「けいこ場から帰りたくないくらい楽しい。いつもひとりで活動しているので、仲間の存在がうれしい」(SHOWTA.)とコメント。主役・本田透を演じる「スタジオライフ」の三上俊さんは「登場人物に共感できるストーリー。思わずほほ笑んで終われるような舞台にしたい」と話す。
チケットはS席=6,900円、A席=5,600円、B席=4,900円。公演は3月8日まで。問い合わせは、同劇場チケットセンター(TEL 03-5769-0011)、同劇団オンラインチケットのウェブサイトなどで受け付けている。