高輪警察署の向いに6月28日、中華料理店「味の家」(港区高輪5、TEL 03-6385-2238)がオープンした。
店舗面積は20坪で、席数は40席。ガラス張りの明るい店内と広い空間が特徴。近隣には弁当店、24時間スーパーなどが並ぶが、飲食店は少ない。同店オーナーの陳忠文さんは「おいしくて安い料理を提供すれば弁当店に負けない」と話す。
陳さんは17歳のころから中国で修行後、独立して店を構えた。その後、1996年に家族の生活を豊かにするため来日。「SMAP木村拓也さんも訪れた」という茅ヶ崎の中華料理店「浜中」(現在は閉店)で12年間働き、日本での開業にこぎ着けた。
同店のメニューは、広東料理を日本人好みの味にアレンジして提供。定番のメニューから飲茶まで100種類以上のメニューを用意する。
ランチタイムは「ラーメン定食(半チャーハン、サラダ付き)」(680円)、「にらレバー炒め定食」(680円)、「海老チリソース定食」(880円)、「味の家日替わり定食」(780円)など7種類のメニューをそろえる。ライスのおかわり自由。
「サービスには自信がある」と語る陳さん。「子ども連れで定食を頼んだ場合は、子ども分のライスをサービス。リクエストがあれば定食類などのライスは大盛りにする。今後は、クーポン券はもちろん、試食感覚で楽しんでもらえるような50円のおつまみを提供する予定」とも。
営業時間は11時~23時。ランチタイムは14時まで