武蔵小山にオーガニックカフェ-菜食主義者向けにローフードも

一番人気の「ローフードプレート」(2,000円)。店内にはリュック、財布、ポーチなど店長の高島さんがセレクトした商品も販売。

一番人気の「ローフードプレート」(2,000円)。店内にはリュック、財布、ポーチなど店長の高島さんがセレクトした商品も販売。

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 武蔵小山に11月19日、オーガニックカフェ「四季彩茶屋 葉菜(はな)」(品川区小山2、TEL 03-3782-1739)がグランドオープンした。

1カ月半で15キロの減量に成功した店長の高島さん(右)とスタッフ

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 同店は、非加工・非加熱の食材を用いたローフードを取り扱う菜食主義者向けのカフェ。天然のムク材を使用した内装のほか、おしぼり、エプロンなどもすべて手作りで用意した。

 店長の高島直也さんは、半年前に身体を壊したことをきっかけに断食、ローフードと出会う。その後、1カ月半で15キロの減量に成功した高島さんは「あれから食を見つめ直してベジタリアンに。ただ、自分が通えるような飲食店が武蔵小山になかったので、自分で作ってしまおうと思い立った」と話す。店舗面積は10坪、席数は16席。

 肉、野菜、牛乳、卵などの動物性食品を一切使っていない同店のフードメニューは、ズッキニーを麺に見立てたパスタやニンジンをご飯に見立てたのり巻きなどを盛りつけた「ローフードプレート」(2,000円)、無肥料栽培の米ぬかを使った自家製の「香の物盛り合わせ」(1,050円)、「紫芋のきんぴら」(650円)、「きのこのソテー」(580円)など約20種類を用意する。

 「ティラミス」「キャロブブラウニー」「チョコレートケーキ」「チョコレートアイスクリーム」(以上700円)などのデザートも非加熱で調理。白砂糖を使わず、オーガニックの天然甘味料アガベシロップを使用しているという。

 ドリンクは、岩本(岐阜県中津川市)が作る地ビール「博石館」のオーガニック麦芽、オーガニックホップを使用した「自然麦酒ビール」(900円)、エチゴビールの「有機栽培プレミアムビール」(750円)、「ハートランドビール」(550円)など国内生産のビール、発芽玄米酒の「むすひ」(800円)、無農薬米を使用した日本酒「醍醐のしずく」(850円)などのほか、「契約米」(600円)、「自然麦」(600円)、「天地水楽」(650円)などの無農薬焼酎もそろえる。

 高島さんは「消費者がオーガニック食材を選ぶようになれば、農薬などが使われなくなり、その結果地球環境保護にもつながる。実際に自分の体調も良くなったので、これまでオーガニック食材を食べたことがない人も一度当店のローフードを食べていただければ」とほほ笑む。

 営業時間は11時30分~20時。

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