白金台にフレンチ「ルカンケ」-西麻布「シテ」のシェフが独立

フレンチレストラン「REQUINQUER(ルカンケ)」スタッフのみなさん。写真中央がオーナーシェフの古屋さん。

フレンチレストラン「REQUINQUER(ルカンケ)」スタッフのみなさん。写真中央がオーナーシェフの古屋さん。

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 白金台・プラチナ通りの近くに11月3日、フレンチレストラン「REQUINQUER(ルカンケ)」(港区白金台5、TEL 03-5422-8099)がオープンした。

「ルカンケ」の店内

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 同店は、3階建ての一軒家レストラン。フランスのオーベルジュ(宿泊できるレストラン)をコンセプトに据えて、「ゆっくりくつろぎながら食事を楽しむ空間」を提供する。オーナーシェフの古屋壮一さんは、京王プラザホテル、広尾のフレンチレストラン「アラジン」などを経て渡仏。帰国後、西麻布の「ビストロ・ド・ラ・シテ」のシェフを5年務め、この度独立した。

 以前の職場が広尾や西麻布にあったため土地勘があったことと、コンセプトに合った物件が見つかったため白金台に開業。オープン後、利用客の7割は女性だという。

 ランチメニューは5種類のコース(1,900円~4,400円)を用意。前菜5種、スープ2種、主菜4種、デザート3種の中から選ぶことができ、すべてのコースにパン、リエット(肉のペースト)、コーヒーまたは紅茶が付く。

 ディナーは、ア・ラ・カルトメニューを中心に、小魚をトマトと香味野菜で裏ごししたスープ「スープ・ド・ポワソン」(1,200円)、豚頭肉を使用した「テット・ド・コションのソテー 温野菜・ラビゴットソース」(1,800円)、飛騨牛の「和牛ほほ肉とテールの赤ワイン煮込み」(3,400円)、「馬肉のタルタルステーキと南信州・下栗村の二度いも」(2,800円)などを用意。

 デザートは「ほんのりレモングラスの香りのババ クレームシャンテ」(700円)、「イチジクのコンポートとソルベ 白ワインのジュレ」(600円)、「紅玉のタルトタタンとバナナのアイスクリーム」(800円)などフランスの伝統的な郷土菓子を提供する。

 古屋さんは「日本のおいしい食材をフランス料理に取り入れて提供している。今後は、ご近所とのお付き合いを大切に、長く地元で愛されるレストランに育てていきたい。ランチは子ども連れでもOKなので気兼ねなくご利用いただければ」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=18時~21時30分。月曜定休(祝日の場合は火曜)。

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