白金高輪駅近くにバー「Cafe Bar 弐五壱（にこいち）」（港区白金1、TEL 03-6277-3535）がオープンして約3カ月が過ぎた。オープン日は6月28日。

蔵戸を使ったクローク

　店主は、元資生堂パーラーのバーテンダーでバーテンダー歴15年の福田洋仁さん。店名は、「お客さまと自分がいて店が成立する。二つで一つ」という思いから名付けた。昔から、何かの職業で独立したいと考えていた福田さんは、35歳でバーの店主になった。

　店舗面積は約13坪。店内は欄間や蔵戸を使ったテーブルやクロークをしつらい和のテイストに仕上げた。地下1階に14席、1階に個室1室を用意する。

　ドリンクメニューはジントニック（850円）、生ビール（750円）、ウイスキー（650～）、季節のフルーツカクテル（900円～）、マティーニ（1,000円）など。

　フードメニューは、チーズ4種盛り合わせ（1,100円）、オイルサーディン（1,200円）、チキンライス（1,200円）、ケーキ（500円）などを日替わりで用意する。メニューは全て手作りで、「1人で切り盛りするのでフードは日によって変わる。お金を頂くからには、一手間加えたものを提供したい」と福田さん。

　「白金は都心なのに閑静。住宅地で開業したかったので、この場所に決めた。可能性がある街だと感じている。地域に愛されて、地元のサロンのような場所になれれば」と話す。

　営業時間は18時～翌2時（金曜＝翌3時まで、日曜・祝日＝24時まで）。