北品川本通り商店会のフリースペース「楽間」(北品川1、TEL 03-5463-1297)で5月31日、アートを通じた交流会「品川Deepカフェ」が行われる。
同イベントは、2011年に行われた「品川宿Deepカフェ」の第2弾。初回は旧東海道品川宿について語り合うことを主としていたが、今回からはアートを絡めて広く品川エリアについて語り合う場を目指すという。
主催は舞台芸術のLLP(有限責任事業組合)「PLATEAU(プラトー)」(北品川4)。同組合の杉山至さんは、「4月から品川を拠点とするパフォーミングアートシリーズの展開を始めたことで、定期的に品川とアートに興味を持つ人が集まれる場をつくりたいと思った。前回の交流会が盛況だったこともあり、『品川Deepカフェ』として再始動を決めた」と話す。
当日は杉山さんが品川と浮世絵についてトークイベントを行うほか、6月に同会場で演劇公演を行う「岡崎芸術座」や過去の品川の映像を保存する「チャイカ・ムービーズ」など、品川の魅力を伝える企画を予定。会場では、街道専門古書店「街道文庫」(北品川2)が品川関連本を、「クロモンカフェ」(同)が「品川懸ビール」や地元商店街の名物野菜を使ったカレーなどを販売する。
「交流会で異業種の人との出会いが刺激になって、新しい企画やコラボが生まれたら面白い。ゆるく横のつながりが広がっていけば」と杉山さん。「今後は、1~2カ月くらいのペースで開催予定。北品川だけでなく、戸越や中延など、品川の各地域に根差して展開していきたい」とも。
開催時間は18時~21時。予約不要。参加無料(飲食代は有料)。