北品川にフリースペースギャラリー、若手アーティストによる作品展も

「楽間 フリースペースギャラリー」の外観。店先には品川カブを植えた鉢が置いてある。「楽間」は楽しい空間になるように、との意味が込められている。

「楽間 フリースペースギャラリー」の外観。店先には品川カブを植えた鉢が置いてある。「楽間」は楽しい空間になるように、との意味が込められている。

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 京急・北品川駅近くの旧東海道沿いに9月25日、「楽間 フリースペースギャラリー」(品川区北品川1、TEL03-5463-1297)がオープンする。

「メディアアート展」の若手アーティストの作品

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 運営は北品川本通り商店会とウェブギャラリーの運営や企画などを行うWit(港区)。同商店街の空き店舗活用事業として、すでに閉店しているパチンコ屋跡を活用した。多目的に使えるフリースペースで、学生などの若手アーティストによる作品の展示や販売、短編映画の上映、試験的に店舗運営を行う「チャレンジマート・アンテナショップ」などの試みを検討しているという。

 面積は25坪。パーテーションで自由に空間をアレンジすることが可能で、最大で10区画に区切ることができる。料金はアート関連の利用で、学生=8,000円、一般=1万円(/日)。

 同スペースのオープンは25日・26日に旧東海道品川宿周辺のエリアで開催される「しながわ宿場まつり」に合わせたもの。両日とも若手クリエイターによる「メディアアート展」を開き、さまざまなアート作品の展示や美大生によるアニメーションの上映会を行う。26日17時30分からは、弁士・斎藤裕子さんによる 「活動大写真」 の上映会も予定。

 「あえてコンセプトを決めていないので、さまざまな作品を見ることができる。これから世に出ていく若手アーティストの作品を楽しんでいただければ」とWitの越智瑛甫さん。

 北品川本通り商店会の篠原一哲(かずのり)さんは、「今後の企画は未定だが、箱ができたことでさまざまな案が出ている。例えば小学生のワークショップの場として使うなど、一つひとつ実現していきたい」と話す。

 利用時間は10時~20時。

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