中延商店街（なかのぶスキップロード）で11月9日・10日、「クラフトビールツアー2013 inなかのぶ」が開催される。主催はCraft Beer Tour 2013 in なかのぶ実行委員会（リンクバル）、共催は中延商店街。

クラフトビールのイメージカット

　クラフトビールとは、大手メーカーが大量生産したビールではなく、小規模な醸造所（ブルワリー）が独自の味や質にこだわったビールのこと。全国でクラフトビールのイベントが開かれるなど、注目を集めている。

　同イベントは今回が初開催。国産にこだわり、全国約20のブリューワーによる50種以上のクラフトビールを用意する。チケットと好きなビールを交換し、フードは商店街でおつまみを購入しながら楽しむスタイル。

　開催のきっかけについて、同委員会の矢島友幸さんは「もともと、街コンを通じて中延商店街の人とつながりがあった。別の団体からクラフトビールのイベントは集客率が高いと聞き、その強みを生かすことで商店街に人を呼び込めるのではと考えた。アーケードのある商店街なので、天候に左右されないのもよい」と話す。

　当日は、品川区の地ビール「品川懸ビール」をはじめ、Japan Craft Beer Selection 2013を受賞した「レッドエール」（いわて蔵ビール）や「ピルスナー」（湘南ビール）などを提供。ほか、「ホワイトエール」（常陸野ネストビール）や「アップルシナモンエール」（サンクトガーレン）、「宮崎 日向夏ラガー」（宮崎ひでじビール）などをそろえる。

　「ビールの消費量が低迷する中、クラフトビールは愛好家が増え、特に女性からの支持が高い。いろんな種類を飲み比べでき、それがどこでどう造られたのかというストーリーを想像できるのも魅力」と矢島さん。「地元商店街でのビアフェスは初めての試みなので、規模感が難しい。目標来場者数は1000人を目指している」とも。

　開催時間は12時30分～19時。前売り券＝3,800円、当日券＝4,000円（ビール引換券10枚）。前売り券は公式サイトのほか、11月6日～8日は中延商店街事務所でも販売する。