品川駅近くのキャリアショップで9月19日、アップルの新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)6」「iPhone 6 plus」の販売が始まった。
「ドコモショップ品川店」では、開店15分前までブルーシートがかけられていた
今回発売された「6」と「6 plus」は、従来のシリーズに比べてボディが大きくなり、画面サイズはそれぞれ4.7インチと5.5インチ。厚さは6.9ミリと7.1ミリで、「6」はこれまでの機種の中で最も薄いデザインとなった。ディスプレーはRetina HDを採用。CPU速度やグラフィック性能を向上させるA8チップを搭載する。
品川駅周辺では、「auショップ品川店」(港区港南2)と「ソフトバンク品川高輪口店」(高輪4)が、営業開始時刻を前倒しして8時にオープン。端末予約者が受取時間を指定する時間予約制のため、行列は見られなかった。「ドコモショップ品川店」(港南1)は開店5分前から6人が店の前で待機。10時の開店時にはスタッフ2人が店内に案内し、大きな混乱はなかった。
ドコモショップ品川店で先頭に並んでいた40代の男性は「現在は『5s』を使っており、新機種が出る度に買い替えている。最近老眼が進んでしまったので、電子書籍やネットサーフィンを大きな文字で楽しめる『6 plus』を選んだ。会社は午前休を取得し、端末を受け取ってから出社する」と笑顔を見せた。
在庫状況について、auショップ品川店の鮫島博憲店長は「前日までどのくらい入荷があるかわからなかったが、これまでのシリーズと比べて入荷台数は潤沢にある。予約受付分についてはスムーズにお渡しできそう」と話す。
営業時間は各店とも10時~20時。