東急大井町線・戸越公園駅近くに12月10日、鮮魚店「sakana bacca(サカナバッカ)戸越公園」(品川区戸越5、TEL 03-6426-1565)がオープンした。
運営はフーディソン(中央区)。店舗面積は約20坪。同ブランド5店舗目で、品川区内では武蔵小山に続く2店舗目となる。
同社事業部の田中章博さんは「品川区と目黒区を中心に店舗展開を考えていた。戸越公園駅改札の目の前という立地の良さに魅力を感じ出店を決めた」と話す。
「世界の食をもっと楽しく」をミッションに、魚介類の卸売りや小売り事業を通じて水産業界の活性化に取り組む同社。田中さんは「大型スーパーマーケットの鮮魚売り場では、品種が限られることが多い。同ブランドは大衆魚だけではなく『産地直送』の魚など多くの種類を取りそろえている」と話す。
取り扱う鮮魚は、「北海道産生にしん」(1尾250円)や「北海道産ヌカサンマ」(同100円)、「北海道産特大毛ガニ」(1杯2,300円)、「青森県産生スルメイカ(特大)」(同250円)、「生タラ」(100グラム=130円)など(価格は全て税別)。
「商品や売り方の仕組みをかっちりと固めるのではなく、お客さまのニーズに柔軟に対応していきたい」と田中さん。店頭には、店舗オリジナルの魚介類入りのおでんや自家製総菜なども並べる。商品は、その日の仕入れ内容によって異なる。
大久保和好店長は「お客さまは普段使いの方が多い。街の魚屋として、お客さまとの毎日のやりとりを大切にしたい。その日のお薦め商品はもちろん、ちょっとした日常の会話を楽しめるような場になれれば」とほほ笑む。
営業時間は10時~20時。