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武蔵小山に鮮魚店「サカナバッカ」-「生産者と消費者をつなぐ魚屋に」

鮮魚を持つスタッフ

鮮魚を持つスタッフ

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 東急目黒線・武蔵小山駅近くのパルム商店街に12月11日、鮮魚店「sakana bacca(サカナバッカ)」(荏原3、TEL 03-6451-3997)がオープンした。店舗面積は約10坪。

白を基調にした清潔感のある明るい内装

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 運営は、鮮魚の定期販売「SeaFood Box」や飲食店向けの注文サービス「魚ポチ」などの事業を展開するフーディソン(中央区)。「世界の食をもっと楽しく」をミッションに、その第一歩として水産分野の事業に着手している。

 同社小売機能運営・開発マネジャーの山田学さんは「生産者と消費者をつなぐ仕組みを作ろうと考え、出店に踏み切った。産地は分かっても、水揚げの日時や適した調理法などを知らないまま、消費者が魚を購入している現状を打破したい」と話す。

 主なターゲット層は30代以上の女性。「パルム商店街は人通りが多くて活気がある。夕食の材料を探す主婦層を中心に来店いただいている」(山田さん)。

 取り扱う鮮魚は、小田原の「宗田ガツオ」(498円)や「アナゴ」(298円)、「北条サバ」(1,280円)、築地の「毛ガニ」(1,500円)、大船戸の「クロソイ」(780円)など。その日の仕入れ内容によって異なる。

 「魚を熟知したスタッフが、旬の食材やレシピについて丁寧に説明している。お客さまからのフィードバックを大切にしたいので、気軽にお声掛けいただければ」と山田さん。「品川を代表する魚屋を目指したい。多くのお客さまに良質な水産物を届けるために、多店舗展開も視野に入れている」と意気込む。

 営業時間は10時~20時。

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