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五反田に「日本酒原価酒蔵」 オリジナル1合瓶で日本酒原価提供

店内の様子

店内の様子

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 五反田駅近くに8月8日、日本酒居酒屋「日本酒原価酒蔵 五反田店」(品川区西五反田1、TEL 03-6303-9138)がオープンした。

「お造り 7点盛り」(2,380円)

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 経営は飲食店事業を展開するクリエイティブプレイス(港区)。同ブランドは2015年4月に1号店の新橋本店(同)をオープンし、現在都内に7店舗を構える。品川区初出店。店舗面積は約33坪、席数は65席。

 入館料490円で、メニューにある日本酒は全て仕入価格。常時60種類以上を用意し、銘柄の説明をつけたオリジナルの1合瓶で提供する。

 ブランドマネジャーの奥村敬三さんは「農林水産省の発表によると、国内における日本酒の消費量は酒類全体の約7%(2014年度)。数年前から日本酒ブームといわれているが、まだまだ低い数字だと思う。普及が広まらない理由の一つに『値段の高さ』があるのではないか考え、それならばいっそ原価で提供しようという発想から、入館料のシステムを始めた」と話す。

 日本酒メニュー(1合瓶)は、「鍋島」(455円)や「獺祭」(408円~)、「風の森」(438円)、「三井の寿」(451円)、「山香」(748円)など。日本酒本来の味やおいしさを伝えるために、純米吟醸以上のランクの日本酒にこだわっているという。

 食事メニューは、「モッツァレラチーズ醤油漬け」(590円)や「うにギリ(1個)」(390円)、「お造り 7点盛り」(2,380円)、「マグロカマの煮付け」(850円)などを用意する(価格は全て税別)。

 「日本酒を飲み慣れていない人は、気になるネーミングの日本酒からお試しいだだくのも良いと思う。より多くの人にとって、日本酒が身近なお酒になればうれしい」と奥村さん。「日本酒原価酒蔵ブランドは100店舗展開を目標にしている。日本酒の国内消費量の底上げ、地位の向上につなげていければ」と意気込む。

 営業時間は16時~23時30分。

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