白金高輪駅4番出口付近で7月1日・2日、「天の川蛍祭2017」が開催される。主催は白金プラザ会。
山形県庄内町「立川町ほたる研究会」の工藤時雄さんの協力の下で行う同イベント。今年で9回目を迎える。白金プラザ会会長の小林宗吉さんは「初期の実行委員会メンバーの『白金の子どもたちにホタルを見せたい』という熱い思いから始まった」と話す。
目玉は山形県庄内町より誘致した約500匹のホタル。ホタルの鑑賞は、暗闇にしたテントの中で行う。一度に入る人数は30人から40人。テント中央にホタルを集めたかごを配置し、鑑賞する。
当日は、近隣の保育園・小学校の子どもたちが絵を描いたセロハンシートとイルミネーションで作る「キッズ天の川アート」も展示する。ほか、すべて集めると商品がもらえる「スタンプラリー」、スーパーボールすくい、ヨーヨー釣りを楽しめる「子ども縁日」(別途料金)、ダンスボーカルユニット「XeNo(ゼノ)」や地元の女性ゴスペルグループがパフォーマンスを披露する「ライブステージ」、山形県庄内町や白金プラザ会の「屋台村&物産展」なども。
白金プラザ会は港区政70周年記念事業として、「商店街友好都市との交流に関する基本協定」を港区、白金プラザ会、山形県庄内町、庄内町観光協会の4者間で締結した。小林さんは「白金プラザ会と庄内町をつないだホタルをぜひ見に来てほしい。親子で環境問題について考えるきっかけになれば」とほほ笑む。
開催時間は、7月1日=12時~21時、2日=12時~20時。ホタル観賞時間はそれぞれ19時~21時。