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大井町に和食居酒屋「小鉢や よなよな」 3.5坪6席を女性店主が切り盛り

「小鉢や よなよな」の外観

「小鉢や よなよな」の外観

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 大井町駅東口近くの平和小路に9月8日、和食居酒屋「小鉢や よなよな」(品川区東大井5、TEL 080-8151-1968)がオープンした。

「小鉢や よなよな」の店内

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 ラーメン店「麺壱 吉兆」隣のカラオケ居酒屋だった物件を改装した同店のコンセプトは、「女性ひとりでも入りやすい店」。外観を白に塗り替え、やわらかい雰囲気を目指したという。店舗面積は3.5坪、席数は6席。

 店主の呉羽佳恵さんは派遣社員を経て、学生のころから興味があった飲食業に転職。和食料理店やイタリアン、アイリッシュパブなどで6年間勤務した後、独立・開業を果たした。呉羽さんは「大井町は、よく飲みに来るなじみのある街。ターミナル駅で人通りは多いが、近隣は落ち着いた雰囲気の人が多く、女性の自分が飲食店を経営するにはとてもいい街だと感じた」と話す。

 料理は、「大根ととりの炊き合わせ」「秋鮭の南蛮漬」「だし巻きたまごのなめたけあんかけ」(以上400円)、「さんまの塩焼き」「秋鮭の西京漬」(以上600円)、「濃い卵かけごはん」などを用意する。「季節の野菜や魚を使った小鉢料理が中心。砂糖はてん菜糖を使い、イカで作った『いしり』というしょうゆを含め複数のものを用意するなど、基本的な調味料からこだわっている」という。

 ドリンクは、日本酒や焼酎、ワイン、ウイスキー、ソフトドリンクなど幅広く提供する。特に日本酒は和食に合うスッキリとした味わいのものとして、「水芭蕉 純米吟醸」(1合800円)、「五橋 純米吟醸」(同900円)、「刈穂 吟醸」(同700円)などを用意する。

 「6席しかない小さな店なので、私とお客さまはもちろん、お客さま同士も友達になれるような温かい店にしたい。女性ひとりで飲みたくなったら、安心して当店にお越しいただければ」と呉羽さん。「疲れたときは体に優しい料理を食べて、ほっこりと和んでいってほしい」とほほ笑む。

 営業時間は17時~翌1時。

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