五反田駅近くに焼き鳥店「五反田 鳥心」(品川区西五反田2、TEL 03-6303-9482)がオープンして1カ月がたった。運営は、「鳥幸」や「ぬる燗(かん) 佐藤」などを展開する東京レストランツファクトリー(目黒区)。
同ブランドは田町に続く2店舗目。場所は40年以上続いた居酒屋「こだま屋」の跡地。店内の壁は寺社・仏閣をイメージし、落ち着いた雰囲気を演出したという。店内中央にコの字型のカウンターを配置することで、客が待っている間も席で焼き鳥の匂いを楽しめるようにしたという。店舗面積は約22.5坪、席数はカウンター18席、テーブル4人がけ22席。
こだわりは、備長炭で焼き上げる焼き鳥とソムリエ厳選のワイン。店長の岩倉賢さんは「焼き鳥に使うのは大山鶏。専門の焼き師が、部位や素材に合わせて味付けを変えている。ワインは、ワインプロデューサーの遠藤誠さんが選んだワインリストの中から、当店のソムリエがメニューに合わせてお薦めしている」と話す。
焼き鳥メニューは、「特上レバー」(380円)や「鴨(かも)の葱(ねぎ)包み焼き」(420円)、ささみに本わさびを添えて焼く「さび焼き」(280円)などを提供する。「自家製レバームース」(580円)や「八ヶ岳玉子の親子丼」(小=780円、並=1,100円)なども。
ドリンクメニューは、白ワイン「ダークホース シャルドネ」(750円)や赤ワイン「クエイル クリーク カベルネ・ソーヴィニョン」(700円)など、ワインを中心に幅広く用意。ビール「マスターズドリーム」(620円)や「知多ハイボール」(580円)、「ホッピー」(520円)、サワー(450円~)、ソフトドリンク(300円~)などを取りそろえる(価格は全て税別)。客単価はランチ=1,000円、ディナー=5,000円。
「落ち着いた空間で、おいしい食事をカジュアルに楽しめるよう心掛けた。かしこまらず、普段使いで利用してほしい」と岩倉さん。「デートや社内の飲み会、『こだま屋』の常連さんなど、幅広い層の方に来店いただいている。様子を見ながら、五反田の客層に合わせて改善していきたい」とほほ笑む。
営業時間は11時30分~14時、17時~23時。土曜・日曜・祝日定休。