西五反田に1月31日、「蕎麦きり みさか」(品川区西五反田1、TEL 03-6417-0351)がオープンした。運営は「小諸そば」などを展開する三ツ和(中央区)。
同店は、赤坂「みまき」、表参道「みよた」の姉妹店。創業者の「スピーディーに、おいしいそばを、適正価格で楽しんでほしい」という思いを体現する店として位置づけている。
オープンキッチン形式の内装は、待ち時間でも職人の手さばきを楽しんだり、料理提供時に客と料理人が会話したりするための工夫だという。多くのビジネスパーソン需要を見込む五反田では、昼休みでの利用を見越してスピーディーに料理を提供できるカウンター席のみとした。店舗面積は15坪、席数は11席。
店長の久志本剛さんは、表参道「みよた」で店長を務めたのち五反田店へ異動した。「おいしいそばを食べたいときに、老舗のそば屋より気軽に入れる店。普段はそばをあまり召し上がらない方でも、おいしいそばに親しんでもらいたい」と話す。
メニューは約50種類。「かき揚げ 板せいろ」(640円)や「合盛りカツ丼(肩ロース+ロース)」(単品=780円、そば(小)セット=920円)は、姉妹店でも人気の一品だという。同店だけのオリジナルメニューとして「辛味肉つけそば」(830円)や「豚ロース天と牛蒡(ごぼう)揚げそば」(730円)といった変わりそばや、季節に合わせた「鰤柚庵(ぶりゆあん)そば」(750円)なども用意する(価格は全て税別)。客単価は750円。
「繰り返しご来店くださる方が飽きないように、1年を5つの季節に分けてメニューを変更していく」と久志本さん。「表参道のみよたは行列が絶えない店。五反田も地域で愛される店になるよう、おいしい料理をしっかりと提供していきたい」とほほ笑む。
営業時間は10時~22時(日曜・祝日は、20時まで)。