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三田に「とんこつラーメン 藤参」 看板に赤富士、毎日200キロのガラ仕込む

「ラーメン」(700円)とトッピングの「のり(5枚)」「くきわかめ」(以上100円)

「ラーメン」(700円)とトッピングの「のり(5枚)」「くきわかめ」(以上100円)

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 「とんこつラーメン 藤参」(港区三田3-1-13、TEL 03-6809-5058)が三田駅近くにオープンして2カ月がたった。経営は三神山(港区)。

「とんこつラーメン 藤参」の外観

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 同社社長で店主の伊藤招(あきら)さんは、6年間のラーメン店勤務を経て仲間と独立開業を果たした。店舗面積は約15坪。席数はカウンターのみ10席。

 店名の由来について「日本一高い山である富士山は吉兆の証し。表記には、メンバー全員の姓に共通する『藤』の字を当てた」と伊藤さん。看板に描いた赤富士は、同店が駅の西口エリアに位置することから「西に見える赤富士の店として覚えてもらえたら。地域の皆さまへ、縁起のいいごあいさつのつもり」と笑う。

 フードメニューは、のり、青菜、チャーシューを載せた「ラーメン」(並=700円、中=800円、大=900円)と「チャーシューメン」(並=900円、中=1,000円、大=1,100円)の2種類。ストレートタイプの中太麺は、食べやすいよう麺の長さを短めにしているという。とんこつベースのスープは、店内で生の豚ガラ・鳥ガラを1日200キロ仕込む。

 トッピングは、「のり(5枚)」「味付け玉子」「青菜」「薬味ネギ」や宮古産の「くきわかめ」(以上100円)をそろえる。お薦めのトッピングは「海苔とくきわかめ」。お代わり自由の「玄米ごはん」(100円)も用意する。

 ドリンクメニューは「ビール」(500円)のみ。セルフサービスとして、水のほかに強炭酸水のサーバーを設置する。「口の中をさっぱりさせるのに効果的」と伊藤さん。

 メニューやサービスについて「自分が本当にいいと思うものだけを取り入れた」と伊藤さん。券売機を設置せず口頭注文式にしたのは、「客商売の原点に立ち返りたいから」。来店客について「7割ほどはリピーター。この地域は同業の激戦区だが、一番おいしいラーメンを提供したい」と意気込む。

 営業時間は11時1分~23時50分。今後、朝5時までに延長する予定。日曜定休。

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